韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2025年12月1日、大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する韓国出身キム・ヘソン内野手(26)の特集記事を組み、「キムが再びトレード説に巻き込まれた」と報じた。今季71試合に出場して打率.280、3本塁打、17打点、13盗塁同メディアは、米ドジャース専門メディア「ドジャース・ウェイ」(ウェブ版)が報じた内容に言及し、今オフのキムの去就について分析した。「ドジャース・ウェイ」は11月30日、「今オフにトレード材料として活用できる、あるいはすべきドジャース選手4人」とのタイトルで記事を展開した。エメ・シーハン投手(26)、ギャビン・ストーン投手(27)、リバー・ライアン投手(27)の3投手と、キムを「トレード要員」としてピックアップし、トレードを提言した。このような報道に対して、「スポーツ朝鮮」は「キム・ヘソンが再びトレード説に巻き込まれた」とし、「ドジャースが今オフ、打線強化のためにキム・ヘソンをトレードすべきだという主張だ」と説明した。キムは米国1年目の今シーズン、マイナーで開幕を迎え、5月に大リーグに昇格した。71試合に出場し、打率.280、3本塁打、17打点、13盗塁を記録。ユーティリティプレイヤーとして、セカンド、ショート、センターのポジションをこなし、チームに貢献した。ポストシーズンでは、ワールドシリーズ(WS)までの全シリーズでロースター(出場選手登録枠)入りを果たした。地区シリーズ第4戦で代走、WS第7戦では延長11回にセカンドの守備に入った。いずれも途中出場で、1度も打席に立つことはなかった。「左肩負傷でロバーツ監督の視野から遠ざかった」「スポーツ朝鮮」は、「キム・ヘソンは、7月末に左肩を負傷し、1か月余りの空白期間を挟んだことで調子を落とし、デーブ・ロバーツ監督の視野からも遠ざかってしまった」とし、ポストシーズンのキムについて次のように評した。「守備と走塁の価値があり、ポストシーズンの全シリーズロースターに名を連ねたが、代走として1度、守備要員として1度出場しただけで、打席の機会は1度も得られなかった。ドジャースが、キム・ヘソンをどのような選手と評価しているかが、明確に表れたポストシーズンだった」「エクスポーツニュース」(ウェブ版)は、「衝撃、キム・ヘソンを『余剰戦力』とは→このままトレード行きか...」とのタイトルで、「ドジャースのキム・ヘソンが、トレードで放出されるという現地の展望が浮上した」などと報じた。「スターニュース」(ウェブ版)は、「キム・ヘソンはベンチ要員→トレードカードとして活用せよ!冷徹な米現地評価」などと伝えた。
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