TBS系バラエティー番組「ハマダ歌謡祭★オオカミ少年」が2025年11月28日に放送され、MCのお笑いコンビ「ダウンタウン」浜田雅功さんが、人気声優の「ふりりん」こと降幡愛さんに対して「チョークスリーパー」(首絞め技)をかけたことがXで賛否を呼んでいる。切り抜き動画が拡散「こんな扱いされるべきじゃない」番組をめぐりXでは、人気アニメ「ラブライブ!」シリーズ発の女性声優3人組ユニット「AiScReam」(降幡さん、大西亜玖璃さん、大熊和奏さん)が自身の大ヒット曲「愛スクリ~ム!」を歌ったシーンの切り抜き動画が拡散されている。具体的には「歌ってつなげ!名曲メドレー対決」というコーナーで、進行役が「もう降幡さんは歌えません」と説明した後、大西さんと大熊さんが歌いはじめたところに降幡さんが乱入。これを受けて浜田さんが笑いながら、背後から降幡さんの首に片腕をまわし、チョークスリーパーをかけるような動きを見せた。降幡さんがガニ股で必死な表情を浮かべると、スタジオでは笑いが起こり、共演者から「やめて~」の声も。降幡さんはAiScReamメンバーと一時引き離されるも、笑顔で歌に戻り、浜田さんに駆け寄って、「浜ちゃ~ん!何が好き?」とコラボ歌唱に巻き込んでいた。一見して和気あいあいとした雰囲気で、視聴者に「浜田さんと降幡さんの絡み最高すぎる 仲良すぎだろww」「ふりりん大暴れやん笑笑」「浜ちゃんにツッコまれるほどの芸人っぷり」「これガチで流れ完璧で天才すぎて最高やった」などと楽しまれた一方、下記のように、海外ユーザーの間で冷やかな反応が広がった。「この男、『コメディ』のために彼女をヘッドロックにかけたってどういうこと??」「ふりりんも他の女性もこんな扱いされるべきじゃない」「日本人のジョークって本当に変だよ」「これはコメディじゃない」「マジで超不愉快」「きちんと『フリ』があって...」擁護の声も日本のユーザーからも「いい加減に暴力やセクハラを使ってネタにするのはやめにしよう」「もう古いお笑いなんですよ!」と同様の意見が出た一方、「お笑い文化の違いの範囲では?と思うけどなー」「これはきちんと『フリ』があって、単なる暴力で笑ってるんじゃないんだよね」などと反論もみられた。先のシーンの背景として、番組では、大西さんと大熊さんが振り分けられた「ルーキー世代」と降幡さんら「ベテラン世代」とのチーム戦が行われていた。「歌ってつなげ!名曲メドレー対決」では歌えるのは1人1曲、歌える人がいない場合は相手チームが2回だけ「横取り」可能というルールがあった。ベテランチームが挑戦することになった「愛スクリ~ム!」だったが、降幡さんは既に1曲歌っており、ほかに歌える人がいなかったため、ルーキーチームの大西さんと大熊さんに「横取り」されてしまう。しかし降幡さんがルールを破って歌に加わり、浜田さんが退場させようとしたわけだ。浜田さんをめぐっては、10月11日に行われたコント日本一を決める「キングオブコント2025」の決勝戦で、言い間違いをしたTBSの日比麻音子アナウンサーの頭をはたいたことも賛否を呼んでいた。
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