「Rakuten TV」購入コンテンツが見られなくなる!SNSに広がる不満 識者指摘「諦め」「割り切り」が大事

Rakuten TVは「選ばれなかった側」、「購入=所有」の勘違いも

   ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、今回の終了について次のような見解を示す。

「動画配信サービスの市場は飽和状態で、競争が一段落して勝ち残るところがはっきりしてきた。無駄なサブスクリプションを減らす動きが広がる中、Rakuten TVは『選ばれなかった側』だという印象を受ける」

   購入済みコンテンツの視聴終了に対する不満について、井上氏は、利用者間では「購入=所有」という認識があった一方、デジタルプラットフォーム上では、「購入=コンテンツの期限付きレンタル」だったという思い違いがあったとみる。つまり、利用者側にも一定の責任があると指摘した。

   また、プラットフォーム側にも改善の余地があると指摘する。動画視聴に関する選択肢を増やしていれば、ユーザーの不満が広がらなかったのではないか、と述べる。例えば、レンタル期間を細かく設定し、ユーザーの様々な要望を応えるなどのサービスをすることだ。

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