鳩山由紀夫氏、絵文字つきで「パンダ来日頓挫」情報発信 「今の日本政府の対応では致し方ない」

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「本来ならば日本が先だったのだが......」

   鳩山氏は6日夜、「西安の友人から、パンダ来日の件を進めていたが、昨今の諸般の事情で慎重にならざるを得なくなったとの連絡があった」と報告した。

   「そして、本来ならば日本が先だったのだが、フランスに2頭送ることになったとのこと」と説明し、「パンダファンの皆さんには残念だが、今の日本政府の対応では致し方ない」とつづった。

   投稿には、パンダの絵文字を添えている。

   鳩山氏の主張の真偽は不明ながら、パンダをめぐっては12月4日、中国野生動物保護協会がフランスの「ボーバル動物園」とジャイアントパンダ保護に関する国際協力を延長する意向書に調印したことを発表している。これにより、27年に新たなつがいを貸し出す予定だという。

   鳩山氏の報告に、SNSではさまざまな意見が出た。

   「ご友人のご尽力に感謝。またパンダが来日してくれる日を待っています」など、悲しむ声もある。

   一方で、冷ややかな視線を送るユーザーも少なくない。

「パンダはもういいです。政治的利用で強制的に引っ越しさせられるパンダのストレスもありますし、産まれた国で過ごすのが一番良いと思いますよ」
「『昨今の諸般の事情』とやらでパンダの行き先が変わるというのが事実であるならば、パンダは『友好の象徴』などではなく、中国側にとっては政治の道具に過ぎないと立証されたようなものだろう。パンダに罪はないが、何時までも有難がる理由もないだろう」
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