2025年11月27日に辞職した群馬県前橋市の元市長の小川晶氏が、12月6日に市内で行われた市長選説明会についてXで言及。「前橋の穏やかな日々が続きますように」などとつづった。小川氏が出馬するかどうか動向にも注目が集まる。
「前橋の未来がどう描かれていくのか」
小川氏をめぐっては、NEWSポストセブンが9月24日配信の記事で、既婚の男性部下と複数回ラブホテルを訪れていたと報じた。小川氏は同日の会見でホテルに行ったことを認めた上で「場所が極めて不適切だった」と謝罪。男性幹部が妻帯者であることは把握していたとしながらも「男女の関係はない」とし、「公私にわたる相談に乗ってもらっていました」と釈明した。
その後、小川氏は11月27日に辞任。これに伴い、26年1月12日に市長選が行われる。
前橋市は12月6日、市長選の立候補予定者説明会を開き、7陣営が出席したが、小川前市長の姿などは確認できなかったことが報じられている。
小川前市長は翌7日にXを更新し、「昨晩の報道で、市長選説明会に7陣営が参加されたことを知りました」と明かしつつ、「私のことにも触れられていましたが、私はいま、一人の市民として静かに日々を整えながら、前橋のこれからを見つめています」と、自身の市長選出馬についての言及は避けたかたちだ。
また、「このまちの温かさに触れるたびに、前橋の未来がどう描かれていくのか、その一日一日が本当に大切だと感じます」とつづっていた。
「前橋に空白や分断が生まれてしまうことだけは無いよう」
さらに小川前市長は、「私自身の行動で多くのご心配をおかけしたことを、あらためて心よりお詫び申し上げます」と自身に関する騒動を謝罪。一方では、「いまはだだ、前橋に空白や分断が生まれてしまうことだけは無いよう強く願っております」とつづった。
小川前市長は、前橋市について「前橋は本当に温かい街」とし、「だからこそ、どんな時も暮らしが守られ、日々の風景が穏やかであってほしいです」とコメント。また、「私も前橋で生きていく一人として、これからも丁寧に、誠実に、歩みを進めていきたいと思います。前橋の穏やかな日々が続きますように」とつづっていた。
このポストに小川市長の元には、「このまま小川晶さんが不名誉な形で消えていくと言うのがなんともやりきれません」「絶対に返り咲いて下さいね」という声が集まっていたほか、「空白や分断だとかは、さすがに語る資格はないかと思いますが」「よく言うよなぁ。伊東もそうだが、自分で原因作っといて」という声も寄せられていた。
昨晩の報道で、市長選説明会に7陣営が参加されたことを知りました。私のことにも触れられていましたが、私はいま、一人の市民として静かに日々を整えながら、前橋のこれからを見つめています。…
— 小川あきら 元前橋市長 (@akira_ogawa1221) December 6, 2025