日本バレーボール協会会長の川合俊一さんが2025年12月11日にインスタグラムを更新し、ふくらはぎの痛みから病院を受診し、結果的にエコノミークラス症候群の一歩手前であったことが判明したことを報告した。
「凄い血栓が深部静脈にできている」
河合さんはインスタグラムで、「数日前、右のふくらはぎだけが痛い」と感じたことを報告。しかし、「でもこんな事もあるかな?と思いながら過した」といい、会食で会った医師に整形外科での電気治療を勧められたため、「続くようなら行こうかな?」程度に思っていたことを明かした。
しかし、「次の日の朝痛みは結構酷くなっており、息切れも少しありました」と症状が悪化。川合さんを見た妻から「さっきから考えてたんだけど、それって血管系かもしれないからマズイよ!」と指摘されたといい、血管外科を受診することになったと説明した。
その後、脚のエコーを撮ったところ、医師から「凄い血栓が深部静脈にできている」「骨盤などにもあると肺や心臓に血栓が飛ぶ可能性がある」と指摘され、検査機関でCTと血液検査をしたことを明かした。
「命を落とされる方も年間多数いる」
検査結果は4日ほどで出るため、川合さんはその後仕事に行ったという。しかし、実際はその日のうちに最初に受診した病院から妻宛に「ご主人の血栓、肺にも飛んでたよ!大きさと場所が良かったから息切れ程度で済んだ」「血液検査のDダイマーの値も凄い!」と電話がきたことを明かした。
結局、診断結果は「エコノミークラス症候群の一歩手前」だったとし、川合さんによると、「命を落とされる方も年間多数いる」。「移動が多かったり、会議で座りっぱなしが多い僕。その時には脚を動かしたり水分をたくさん摂ることの大切さを改めて認識しました」とつづった。
また、投稿の前日に再びエコー検査をしたところ、脚の血栓は小さくなっていたという。川合さんは「先生から『奥さんに命救われましたね。』と言われました!この言葉、2年前の大腸内視鏡の時にも言われたなー感謝!!!」と明かしていた。
今回は処置が早かったため、入院や療養の必要はなかったというが、川合さんは「そしてこれは誰にでも起こり得る事です!皆さんもどうぞお気を付け下さい」と呼びかけていた。