「BreakingDown」選手のくも膜下出血騒動にシバターが見解 「目立つことが最終的な目的だから、こういうことが起きる」

   YouTuberのシバターさんが2025年12月16日に公式YouTubeチャンネルを更新し、格闘技イベント「BreakingDown」の前日公開計量で出場予定だった選手が対戦相手の不意打ちを受けてくも膜下出血になったトラブルについて言及した。

  • くも膜下出血で脳内に出血が発見された、やるべしたら竜(本人インスタグラムより)
    くも膜下出血で脳内に出血が発見された、やるべしたら竜(本人インスタグラムより)
  • 「もう辞めろ!」とシバターさん(写真はシバターさんの動画から)
    「もう辞めろ!」とシバターさん(写真はシバターさんの動画から)
  • くも膜下出血で脳内に出血が発見された、やるべしたら竜(本人インスタグラムより)
  • 「もう辞めろ!」とシバターさん(写真はシバターさんの動画から)

「『ほらな、言っただろ』ということに...」

   問題となっているのは、13日に行われた「BreakingDown18」の前日公開計量。第5試合に出場予定だった竜選手がフェイスオフ時、対戦相手の江口響選手から突然平手打ちを食らい、失神。後ろに倒れて後頭部を床に強打した。その後、くも膜下出血と診断されたことが明らかとなった。

   今回の騒動を受けて「ブレイキングダウンの乱闘で重症者が...もう辞めろ!」と題した動画でシバターさんは、「BreakingDown」がアマチュア選手中心の格闘技イベントであるにもかかわらず、運営側が試合外での乱闘を黙認するような状態が続いていると説明。そのことに以前から警鐘を鳴らしていたとし「『ほらな、言っただろ』ということになってしまった」と語った。

   元アウトローのカリスマで大会常連選手でもある瓜田純士さんは15日にXで「初期から暴力を加速させたことには俺にも責任がある」とし、「乱闘をなくしていくように声を上げていきます」と綴っている。

   この投稿を取り上げたシバターさんは乱闘について「『BreakingDown』のメインコンテンツだろ? お前らが囃し立てて、お前らが煽って乱闘する場所を作っておきながら『乱闘しないように声を上げます』ってバカか! 最初からやっとけアホ」と物申した。

「BreakingDown」は「喧嘩リアリティーショー」

   さらに「結局、格闘家じゃないからな、みんな。目立ちたいやつらだからね。そこにプロとしてのプライドはないわけじゃないですか」といい、「正攻法で試合に勝っていいパフォーマンスをすることが目的ではなく、目立つことが最終的な目的になっちゃってるから。だからこういうことも起きるよね」と持論を展開した。

   またシバターさんは「BreakingDown」を「格闘技でもない。喧嘩リアリティーショー」と定義付けた、その上で「この事件が起きるのは時間の問題だったし、そして、この事件が起きないようなシステムづくりをすると、たちまちに『BreakingDown』に価値はなくなって面白くなくなってしまう」と説き、「だから、いつかはなくなるというか。いつか取り返しのつかないことが起きていつかはなくなる、あまりよくない番組という感じだよね。それを突き進んでる感じだよね」と話した。

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