年も押し詰まって、2025年12月22日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)は、来年の年賀状について特集した。まず、年賀状を出すか出さないか。パイロットコーポレーションの調べでは、2026年の賀状を出す人は36.4%、出さない人が63.6%だという。出さないが半分以上だ。石原良純さん「年に1回のごあいさつの人も」レギュラーコメンテーターの玉川徹さん(ジャーナリスト)は出さない派。「出していた理由って何だろうと、自分で考えてみると、みんなが出すからなんですよね。みんなが出しているから私も出すだったんです」と、横並びの虚礼と感じて、「もう10年くらい前からやめてきたんです。自分で出すのをやめて、いただいたものには返すというのをやってくると、だんだん少なくなってきて、今年は良純さんの1枚だけでした」と笑う。その月曜コメンテーターの石原良純さん(タレント)は、だから出す派だ。毎年、自分が写った旅行先のきれいな写真で自作している。「自分の中で今年印象に残った景色を送ってあげる、僕は。年に1回のごあいさつの人もいますよ。それでいいと思っています」と、このスタイルで30年続けているという。出したけど返ってこない人にも、翌年出す玉川さんから「何枚ぐらい出してるんですか?」と聞かれると、「結構出してるよ。何百枚単位で。仕事の関係の人もいるし」と話す。ちょっと驚いた玉川さんは「それ、どれぐらい返ってくるんですか?」とさらに聞く。「半分ぐらいじゃないですか。シャケよりも多いですね」「カムバックサーモンみたいな感じで」と石原さんはおどけた。出さない派の玉川さんは、「出したけど返ってこない人にも、翌年出すってこと?」と不思議そうに尋ねる。「だって、僕が好きでやってるからね」「なしのつぶてでも、便りがないのがいい便りじゃないけど、そういうことでやってて」と、石原さんは割り切っている。年明けの「モーニングショー」で、石原さんが10人ほどの視聴者(抽選)に年賀状を送ることになった。(シニアエディター関口一喜)
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