お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之さんが、2025年12月22日放送のラジオ番組「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送)で、21日に行われた「M-1グランプリ2025」の決勝戦を振り返った。その中で、3位となったお笑いコンビ「エバース」の1本目のネタを絶賛するも、2本目については「なんなんだよあの2本目!」と酷評する場面があった。
1本目は絶賛「これ以上の漫才ある?」「完璧だもん」
M-1グランプリでは、ファーストラウンドで決勝進出者10組がネタを披露し、上位3組が最終決戦に進む。最終決戦には1位通過でエバース、2位通過でたくろう、3位通過でドンデコルテが進出し、審査員9人中8人の投票で、たくろうが優勝した。
塙さんはラジオで、エバースの1本目について「迷ったんだよ、100点つけちゃおうかなって」と明かした。塙さんはエバースに99点を付けていた。塙さんがM-1グランプリで99点を付けたのは、19年に優勝したミルクボーイ以来6年ぶりだった。
塙さんは続けて、「だってこれ以上の漫才ある?」「だって完璧だもん」と絶賛した。「ヤーレンズに95点出してるから。ヤーレンズももちろん面白かったけど、(エバースは)頭2つ分くらい抜けていたから。差を思い切りつけようと。100点というところも考えましたけど」と話した。
しかし、最終決戦で披露したネタについては、「わけわかんないことやってましたけどね」と酷評。「町田が口パクパクやって。こいつ何やってんだ」と話した。塙さんは、最終決戦ではたくろうに投票していた。
塙さんは、20年に亡くなった漫才師の内海桂子さんの「言葉で絵を描く」という言葉を紹介。聞いている人に想像させるような漫才が面白いという教えだといい、「想像して面白いのに町田がやっちゃってるから。(実際に)面白い顔しちゃったから」と敗因を話した。