「間違いなく中国を刺激する」萩生田光一氏の台湾訪問 さらに自民党議員30人が続いて訪台、そのねらい

   高市首相の台湾有事発言で日中関係が冷え込むなか、自民党議員の台湾訪問が相次いでいる。政府としての立場ではないものの、中国はさらに反発を強めている。2025年12月24日の情報番組「サン!シャイン」(フジテレビ系)は自民党の萩生田光一幹事長代行の台湾訪問、頼清徳総統との会談をとりあげ、その意図を探った。

  • 萩生田光一幹事長代行(2017年撮影)
    萩生田光一幹事長代行(2017年撮影)
  • 高市早苗首相と頼清徳総統(高市早苗首相のX(@takaichi_sanae)より)
    高市早苗首相と頼清徳総統(高市早苗首相のX(@takaichi_sanae)より)
  • 萩生田光一幹事長代行(2017年撮影)
  • 高市早苗首相と頼清徳総統(高市早苗首相のX(@takaichi_sanae)より)

「政府と政府の交流ではなく」

   番組は21日から23日にかけて萩生田幹事長代行が地元の八王子市議らと台湾を訪問、台湾との友好関係を一層深めていくことを確認したこと、23日には鈴木馨祐元法相も訪台するなど国会議員の台湾訪問が続いていると説明する。この動きに対して中国外務省はさらに反発を示している。

   キヤノングローバル戦略研究所上席研究員の峯村健司さんは「自民党の幹事長代行という極めて重要な立場である人が行くことに意味がある。政府と政府の交流ではなく、党としての交流ということで中国の反発を少しやわらげられるのではという意味もある」と解説した。

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