パンダ観覧券「1枚1万1000円」で転売→入手しても使えない 「本来ならお金がかからないはずの予約枠」

   「転売観覧券ではパンダは見られません」と、2025年12月24日放送の「ZIP!」で、総合司会の水卜麻美アナが注意を呼び掛けた。

   中国へ返還される東京・上野動物園の双子パンダの観覧は、12月23日から事前に予約した観覧予約券が必要になったが、その権利がインターネット上で高額で売り出されているというのだ。

  • パンダの観覧には予約券が必要になった
    パンダの観覧には予約券が必要になった
  • 上野動物園でパンダが観られるのもあと1か月ほど
    上野動物園でパンダが観られるのもあと1か月ほど
  • パンダの観覧には予約券が必要になった
  • 上野動物園でパンダが観られるのもあと1か月ほど

抽選なので申し込めば当たるかも

   「ZIP!」がネットのサイトを調べてみると、「こちらは1枚8000円。いちばん高いと1枚あたり1万1000円で出品されているものもあります」と記者は報告。水卜アナは「本来ならお金がかからないはずの予約枠が、1万円超えで出品されているんです」と驚く。

   ただ、ネットで転売予約券を入手しても、パンダに会うことはできない。東京都は譲渡や転売、営利目的での観覧権利の販売を禁止していて、違反行為のチェックも行っている。

   水卜アナは「二次コードを転売した場合、入り口を通過できない仕様にしたり、本人確認を行うなどの対策が行われているということです」と伝えた。

   これから観覧申し込みができるのは2026年1月14日以降の分で、ものすごい争奪戦は必至。ただ、抽選なので、申し込めば当たる可能性はある。

(シニアエディター 関口一喜)

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