「政治家としての能力はクエスチョンマーク」 田中真紀子氏が高市早苗首相にダメ出ししまくった根拠

「私たちは国会の後、みんなで勉強した」

   田中氏は3回大臣を務めたが、「私たちは、その(国会の)あとですよ、みんなで勉強したの。(企業の)役員だの、マスコミだの、国会議員だのが待ってて、(一緒に食事しながら)そこで意見交換ができたんですよ」と明かす。そうしたことがないまま、

「この方(高市首相)、総理に手を挙げられたけれど、なんでこのおばちゃん、手を挙げたのかいなと思いまして」
「(ブレーンもなく)ぽっと総理のイスに座った感じがするの、私は」

と、総理になって何をやりたいのかが伝わってこないという。

   コメンテーターの橋下徹氏(弁護士)は、

「僕は永田町のそういう飲み食いスタイルよりも、高市スタイルの方が大賛成ですね」

と、田中氏の苦言には賛同しなかった。高市スタイルは永田町では「付き合いが悪い」と評判は良くないが、若者たちはなれ合い政治に染まらないところを評価して、支持率が高くなっているともいえるのではないか。

(シニアエディター 関口一喜)

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