米ジャズ界巨匠の言葉が「ドーンと入ってきて」 氷川きよしが休業から再出発決めた理由

今は、自分の個性を生かしたほうが楽しい

   23年から1年8か月に及んだ歌手活動の休業については「一度『氷川きよし』から離れ、自分の行き方を見つめ直したかった」とその理由を明かした。イギリスやアメリカに滞在、その期間中にアメリカのジャズ界の巨匠、ハービー・ハンコックと話す機会があった。自身のこれからの人生で悩んでいることを明かすと巨匠は「自分らしく歌い続けてください。それがあなたの使命」と言われたという。「ありのままでいいんだと。あれだけのすごい方から言われるとドーンと入ってきて、どんなことがあっても歌い続けていくことだと思った。自分の個性をいかした方が楽しいじゃないですか」とスタジオの加藤さんらに話していた。まさにNaturalな氷川さんがそこにいた。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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