日本は思い切り批判できない、高市コメントの微妙なバランス
中国やロシアによる中南米への進出に対する牽制のほかにも、ベネズエラに眠っている石油を自分のものにしたいという米国のもう一つの狙いもあると峯村さんはいう。
「埋蔵量で言うと中東のサウジアラビアに比べてもはるかに多い。世界の5分の1がベネズエラに埋まっているとみられている。それを中国にとられているのを見て、自分の手に戻したいと考えている」
今回の軍事行動に対し世界各国から非難の声が上がる中で、日本はどう向き合っていくのか。高市首相は「邦人の安全確保を最優先。ベネズエラに民主主義が回復されることの重要性を訴えてきた」などとXでコメントしている。峯村さんは「日本としては国際法を守りましょうというのを錦の御旗にしているが、春にトランプ大統領が訪中してディールをしようという時に、思い切り批判はできない。そんな絶妙なバランスをとったので、(Xで発表したような)高市さんのコメントとなった」と解説した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)
ベネズエラでの事案を受け、日本政府としては、私の指示の下、邦人の安全確保を最優先としつつ、関係国と緊密に連携して対応にあたっています。
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) January 4, 2026
ベネズエラ情勢については、日本政府として、これまでも、一刻も早くベネズエラにおける民主主義が回復されることの重要性を訴えてきました。…