アルピニストの野口健さんが2026年1月8日、「釧路のメガソーラー」をめぐり、鈴木直道北海道知事と意見交換を行ったことを報告した。
「十二分すぎる程、鈴木知事の強い思いが伝わってきました」
野口さんはたびたび、SNSを通じてメガソーラーをめぐる反対意見を発信している。
25年7月の投稿では、「山を登っていると山麓によくメガソーラーなるものを目にしますが、森林伐採をし、地形を変えてまであのばっちいものは必要なのか。生態系を破壊し、災害被害まで拡大する」と主張。
8月には、ファッションモデルの冨永愛さんやロックミュージシャンの世良公則さんなど、メガソーラーに反対する著名人らに「一緒にアクションを起こしませんか」と呼びかけていた。
26年1月8日の投稿では、「知事公館にて鈴木知事と意見交換を行いました」と報告した。
「テーマはもちろん釧路のメガソーラー」とし、「予定時間を超えても意見交換は続き秘書から『次のスケジュールに遅れます』と告げられても取り組みについて語って下さいました。流石に時間オーバーし過ぎてしまったようで『知事、もう次の予定には遅刻します』と」と明かした。
「十二分すぎる程、鈴木知事の強い思いが伝わってきました」という。
「これはかなり前進するでしょう」
鈴木氏からは「悪質な開発には毅然とした姿勢で対応をします。決してブレてはなりません。また、悪質な業者が発電した電気は買わないというのも必要です」との言葉を受けたといい、「違法メガソーラーの発電をする電気は買わないとなればこれはかなり前進するでしょう」と手応えをつづっている。
「2人して石原慎太郎さんと長い関係がありましたので、初めてお会いした感じがしなかった。石原慎太郎さんのお陰かな」とも振り返り、「釧路メガソーラーに対し鈴木知事と共闘していきます!!!」と意気込みを明かした。
野口さんの投稿を見た人からは、「実際に行動に移してくれるか。注目してます。それにしても、悪質な、とは、どんな基準で判断するのですかね」「今更感はどうにも消えません。野口さんの今回のお力添えは大変感謝しておりますが道民の不信感は今後も同様です」など、厳しい声もある。
「周囲が急かすのは政治家が恩を売る常套手段」とのリプライには、「具体的なやり取りはここでは書けませんが、かなり踏み込んだやり取りも」とした野口さん。
「私から会いたいと連絡をした中で時間をとって下さった訳です。舐められたかどうかは私が1番、よく分かります。ご心配なく」としている。
「『法令に違反する電気は、買わない』北海道として明確に」
鈴木氏は同日、Xで野口さんの投稿を引用し、「本日はありがとうございました。地域との共生が大前提。事業者には法令順守を強く求め、違反には厳正に対処します」とコメントした。
「電気が売れなければ、事業は成立しません。『法令に違反する電気は、買わない』北海道として明確にしていきます。この姿勢を社会全体に広げていくため、野口さんの協力をお願いします」としている。
野口さんは翌9日の投稿では、釧路市長の鶴間秀典氏とも意見交換を行ったことを報告した。
「釧路市は昨年、全国で2例目となる『ノーモアメガソーラー宣言』を発表。そして今年の1月1日から『釧路市自然と太陽光発電施設の調和に関する条例』をスタートさせました」とし、「鶴間市長のアクションは早い」と評価。
「あとは、この新条例で徹底的に対応していかれることだと思います。北海道庁、釧路市、そして我々、民間とタッグを組んで取り組んでいきたい」としつつ、「僕は鶴間市長の応援団長として頑張ります」とつづった。
本日はありがとうございました。
— 鈴木直道(北海道知事) (@suzukinaomichi) January 8, 2026
地域との共生が大前提。
事業者には法令順守を強く求め、違反には厳正に対処します。
電気が売れなければ、事業は成立しません。
「法令に違反する電気は、買わない」
北海道として明確にしていきます。… https://t.co/AeET7Sf5aL