高支持率が続く高市政権内で、2026年1月23日召集予定の通常国会冒頭で衆院解散する案が浮上している。1月11日の情報番組「日曜報道THEPRIME」(フジテレビ系)は、風雲急を告げる解散論をテーマに話し合った。冒頭解散論に「首相の自己都合だ」と反対する立憲民主党フジテレビ解説委員長の松山俊行さんが高市早苗首相に非常に近い議員から聞いたという「首相は通常国会冒頭の衆院解散に乗り気でいるので準備を始めている」という話を紹介する。松山さんは「立憲民主党の野田(佳彦代表)さんは『ここで政治空白を作るのは物価高や経済のためにとっていいのか』と疑問を投げかけていますが」とゲスト出演していた立憲民主党政調会長の本庄知史さんに話をふる。「衆議院は常在戦場だとよく言うが、それは我々自身の話であって、国民や経済からみれば、どういうことだ(それでいいのか)となる。解散は総理の専権事項だからこそ総理に責任がある。やはり責任ある積極財政を言っている以上、予算に責任をもってもらいたい。国民生活や経済をおきざりにした自己都合の解散と言わざるを得ない」と本庄さんは冒頭解散論に対し反対だと釘をさした。橋下氏「維新は、解散は待ってくれ、と言ってもいいのに」レギュラーコメンテーターの橋下徹さんは「これは(連立を組む)吉村(洋文・日本維新の会代表)さんの態度や姿勢、ふるまいがものすごい影響をしていると思う。高市政権を誕生させたのは吉村代表が高市さんを支えたというのが最大の要因。吉村さんが高市さんに『解散待ってくれ』『維新の会は準備ができていないから(解散は)ちょっとまずいんじゃないの』と言えば高市さんは考えると思う。高市さんは吉村さんへの信頼も強いですから。でも吉村さんはああいう性格なので、(解散について)全く言わない。『これは高市さんの判断だ』と」高市首相と吉村代表との信頼関係の強さを指摘したうえで、橋下さんはこう言った。衆院が解散されると、日本維新の会が目指す議員定数削減問題や副首都法案などが水の泡になりかねない。橋下さんは「吉村さんが政策実現を一番に考えるならば、場合によっては『政策実現のためにちょっと解散は待ってくれ』と言ってもいいと思う。あの人はそれも言わず『やるんだったら正々堂々と受けます』と言うだろう。今は高市さんのフリーハンドの状態ですね」と話した。どうする、吉村代表。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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