「警察と連携しながら、対応を進めています」
オーナーの説明によると、防犯カメラに映った男は、アンプを借りられるかメールで問い合わせた後、1月8日の正午ごろに「別の音楽スタジオで使うので貸してほしい」と店に来た。翌日までの貸し出しだったが、期限が来ても返却がなかった。
店員が福岡市内の別のスタジオなどに聞くと、同じ男から被害に遭ったといい、盗まれた可能性が高いことが分かったという。
サウンドブギーがレンタルしたアンプは、著名なミュージシャンが1980~90年代に使っていた名器とされており、復刻版は、新品で35万円前後するという。レンタルした男は、高く転売できることを知って犯行に及んだのではないかとみている。
「アンプの返却が遅れているだけの可能性もあるため、本当に転売されているか自力で見つけないと警察が動いてくれそうにありません。転売先に問い合わせても、経営や個人の情報だとして、なかなか教えていただけないので、どうしたらいいのか...。犯人は、こうした法の抜け道を知って、狙ってやっているのではないかとさえ思っています」
ヤフオクに出されたアンプは、入札が入らないまま、11日に終了して現在は投稿が削除されている。サウンドブギー側は13日、警察がアンプを確保したとの情報があったことをXで明らかにした。
福岡リユースセンターを運営するマーケットエンタープライズ(東京都中央区)の広報担当者は13日、取材に対し、こう話した。
「社内で音楽スタジオの投稿を確認して、警察と連携しながら、対応を進めています。アンプがスタジオのものか、売れてしまったのかについては、捜査に関わる情報ですので、詳細についてはお答えできません」
サウンドブギー側が相談しているとした福岡県警の福岡南署は同日、「公表していない事案については、お答えできることはありません」と取材に答えた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)