成人の日にあたる2026年1月12日、AKB48と姉妹グループが各地で成人式イベントを開いた。AKB48グループの成人式イベントでは、その年の世代を「●●世代」と命名するのが慣例。最も異色だったのが福岡市が拠点のHKT48で、「Irreplaceable世代」。「唯一無二な世代」を表現したという。
新成人のひとり、石橋颯(いぶき)さん(20)は、「Irreplaceable世代」が見出しに含まれた記事を引用しながら「どや!」。ネーミングセンスに自信を見せていた。
「独特でユニークな発言など個性豊かなキャラクターを持つ3人にちなみ」
イベントは25年度に20歳の誕生日を迎えるメンバーが対象で、HKT48からは石橋さん、大庭凜咲(りさき)さん(20)、山川万里愛(まりあ)さん(20)が参加。住吉神社(福岡市博多区)で祈祷を受け、パワースポットとして知られる「古代力士像」で記念撮影。像の手のひらの「力」の文字に手を合わせた。運営会社の発表によると、
「独特でユニークな発言など個性豊かなキャラクターを持つ3人にちなみ、唯一無二な世代として『Irreplaceable世代』と命名」
したという。
過去にも「ミラクル世代」(22年・HKT48)、「ホップ・ステップ・ジャンプ世代」(23年・AKB48)といったカタカナの命名はあったが、今回のように英単語で命名されるのは珍しい。文字通りの意味では「代替不可能な」。英英辞書のConcise Oxford English Dictionaryでは「impossible to replace if lost or damaged.」(紛失または破損の場合、交換不可能な)と説明されている。
山川さんが1月12日夕に動画配信サービス「SHOWROOM」で、命名までの経緯を明かしている。いわく、3人は劇場公演などで「すごいことを言う3人」「誰にも予想できないことを言う3人」。だからこそ、
「何にも染まらずに、3人は『誰も代わりはいないんだよ』みたいな意味が込められている」
という。
イベント当日の朝に「一生懸命考えたんですよ、みんなで」
イベント当日の朝に「一生懸命考えたんですよ、みんなで」とも。「唯一無二」のニュアンスを英語で表現したいと思っていたところ、大庭さんが「Irreplaceable」の単語を当てはめたという。
石橋さんは13日午後、イベントの様子を報じるオリコンニュースの記事をXで引用し、笑顔の絵文字つきで
「Irreplaceable世代。自分でもいいセンスだなと思います!どや!」
と喜んだ。
世代の命名は、26年もグループごとにさまざまだ。神田明神(東京都千代田区)で開かれたAKB48のイベントでは、誕生日と05年のAKB48劇場オープン時期にちなんで「AKB48と同い年世代」と命名。大阪・難波が拠点のNMB48は、AKB48の歴史を念頭に「AKB48世代」とした。
ひとつにまとまらなかったのが名古屋・栄のSKE48だ。運営会社の発表によると、猫のような顔をしている人が多いため「猫顔世代」という声が複数人から出た。ただ、倉島杏実さん(20)は、この世代がグループを引っ張っていく、という思いを込めて「確定次世代」を推したという。
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)