首相公邸の「バリアフリー工事」報道、高市首相が否定も...「ぜひ工事を」の声相次ぐ 管理者に現状を聞いた

   高市早苗首相が2026年1月9日にXで、高市首相夫妻の入居を前に首相公邸でバリアフリー化のための改修工事が行われたとの報道について「バリアフリー工事は一切含まれていないということでした」と否定した。

   一方で、SNSでは「むしろバリアフリー工事はするべき」といった声が寄せられた。今後、公邸にバリアフリー化工事が行われる可能性はあるのか。そもそも、現在の公邸のバリアフリーの状況はどうなのか。管理運営を担当する内閣総務官室に聞いた。

  • 高市早苗首相(2025年12月17日撮影)
    高市早苗首相(2025年12月17日撮影)
  • 首相公邸(写真:AP/アフロ)
    首相公邸(写真:AP/アフロ)
  • 高市早苗首相のX(@takaichi_sanae)より
    高市早苗首相のX(@takaichi_sanae)より
  • 首相官邸
    首相官邸
  • 高市早苗首相(2025年12月17日撮影)
  • 首相公邸(写真:AP/アフロ)
  • 高市早苗首相のX(@takaichi_sanae)より
  • 首相官邸

「早く調理師資格を持つ夫の得意料理も食べたいし...」

   高市首相はXで、公邸のバリアフリー化改修工事が実施されたとの報道を目にした夫で元衆院議員の山本拓氏が、「僕のせいで、多額の公金が使われたのか」と、「落ち込んでいる様子でした」と明かした。山本氏をめぐっては、25年2月に脳梗塞で倒れたことを高市首相が11月にXで明かしており、高市首相が介護を担っているとの報道もある。

   高市首相は、「仮に貴重な税金を使って改修工事をする必要があるのであれば、私達は公邸に引っ越しませんでした」とした。そのため、「念のため、公邸の管理をしている官邸事務所に確認いたしました」という。

   続けて、官邸事務所からの回答として、「石破総理がお住まいになられていた時期から私の転居までの間に行われた作業は、室内清掃など、居住者が替わることに伴う通常の修繕であり、バリアフリー工事は一切含まれていないということでした」と伝えた。

   高市首相は、「夫にも伝えて、明るくリハビリに励んで全快して欲しいなと願っています」といい、「早く調理師資格を持つ夫の得意料理も食べたいし...」と締めた。

乙武洋匡さんも反応「そんなふうに思わないで」

   この投稿には、「いやむしろ将来を見据え、バリアフリーが必要な政治家やその家族にも対応すべきです」「この先公邸をバリアフリー化することに特に異論はないけどな」「必要なバリアフリー工事であれば、しっかり公費を使ってやるべき」「公邸は本来バリアフリー化しておくべきものなので、どこかのタイミングでぜひ工事をしてほしいです」といった声が寄せられた。

   作家の乙武洋匡さんも「『僕のせいで、多額の公金が使われたのか』 そんなふうに思わないでいただきたい。日本の総理大臣は、どんな境遇の人がなっても大丈夫----そんな前向きなメッセージにつながる"良質な"税金の使い方だと、障害者歴の長い私としては思います」とコメントした。

   今回は、バリアフリー化工事は行われなかったとのことだが、今後、公邸のバリアフリー化工事が行われる予定や可能性はあるのだろうか。

   14日にJ-CASTニュースの取材に応じた内閣総務官室の担当者は、「セキュリティの関係上、お答えを差し控えさせていただきます」とした。

   公邸のバリアフリーに関する状況についても尋ねた。担当者は、詳細は差し控えるとしたうえで、「例えば、トイレや浴室などに手すりを設置する、床に段差がないようにするといった設計にはなっております」と回答した。

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