立憲民主党の原口一博衆院議員が、新党結成をめぐる立憲の対応にXで怒りをあらわにしている。
予定されている衆院選では、新党には参加せず自身が立ち上げた政治団体「ゆうこく連合」で戦っていく意向を示した。
「国民への裏切りであり、党員・サポーターに対する背信行為」
立憲の野田佳彦代表と公明党の斉藤鉄夫代表は15日、新党結成で合意した。新党では野田氏と斉藤氏の両名が共同代表に就き、両党の衆院議員のみが離党手続きの上で参加する方向とされている。
原口氏は14日にも、Xで新党構想をめぐる反対意見を表明。「詳細も示さず、主旨説明もなしに白紙委任(一任)を求めることは、私たちに主権を託した国民への裏切りであり、党員・サポーターに対する背信行為です」などと訴えていた。
15日には、「事務方より」として党側からの連絡を受けたとし、「20日までに立憲民主党に離党届を提出せよ。中道なんとかに入党届けを出せ。納得のいかない場合は、無所属で。その場合も支援する」との対応を明かした。
「党員の資格は、両院議員総会の議決ひとつで勝手に剥奪することができるのか。そんな党に誰が入るか」と怒りをあらわにした。
理念に「日本独立(グローバル資本、占領支配からの脱却を目指す)」など
原口氏は、新党結成や自身の主張に言及する著名人らのSNS投稿等についてもリポスト(拡散)している。
国民民主党の玉木雄一郎代表が「国民民主党は、立憲民主党と公明党の『新党』には加わりません」と表明した投稿を引用し、「賢明な判断だと思います」と反応した。
国民民主党の結党当時について、「希望の党が解体した時に私は当時の民進党を代表して『国民民主党』の綱領、基本政策の草案を提出しました」と振り返った。
「『大きな塊』『民主党の再結集』という名のもとに当時の立憲と新しい立憲を作りましたが、最後まで政策にこだわり、玉木代表は、国民民主党に残りました。あの玉木代表の判断は正しかったと後になって気づきました」という。
その上で、「私は、自らが作った国民民主党の綱領、基本政策草案をもとに 日本独立・日本再興・日本救世の3つのゆうこく連合の基本理念を加えて、新しく『ゆうこく連合』を政党化します」と宣言。
「韓信の股くぐりは、2度とごめんです」とし、新党には参加せず、自身が25年5月に立ち上げた政治団体を政党化する考えを明らかにした。
なお、政党要件を満たすためには国会議員5人以上の所属、または直近の衆院選もしくは参院選で有効投票総数の2%以上を得ていることなどが必要だ。
原口氏が設立した「ゆうこく連合政治協会」は現時点では政治団体であり、他の参加者の有無について具体的な言及はされていない。
「ゆうこく連合」公式サイトによると、原口氏は2月15日に京都市内で開く会合で、
「日本独立(グローバル資本、占領支配からの脱却を目指す)」
「日本再興(消費税廃止+積極財政)」
「日本救世(mRNAワクチン反対、命を守る)」
という3つの理念について講演するという。
「自らの党に誇りもなければ支持してくれた人たちに対する責任も放棄する」
京都大学教授の藤井聡氏による「立憲民主党の原口一博氏の極めてまっとうな反応。立民執行部はこう批判されて当然だと思います」との投稿を受けては、「藤井先生、ありがとうございます。公明党側の説明がわかりやすいです。立憲はなくなるのです。そして公明党に吸収される」と反応。
さらに過去の政界再編にも触れ、「希望の党の時に小池百合子さんの人気にすがって韓信の股くぐりを彼らはしました。(私は拒否して無所属で戦いました。)今度も2度目の韓信の股くぐりです。公明党さんのまたをくぐります」とポツリ。
「どうしてこうも簡単に支持者を裏切り軍門に下るのか。答えはひとつです。自らの党に誇りもなければ支持してくれた人たちに対する責任も放棄するからです。そんなひとたちが国家国民を守るでしょうか」と党執行部の姿勢を厳しく批判している。
賢明な判断だと思います。希望の党が解体した時に私は当時の民進党(直前の総選挙を民進党藉を持ったまま無所属で闘う)を代表して「国民民主党」の綱領、基本政策の草案を提出しました。… https://t.co/L62xKxuvJz
— 原口 一博 (@kharaguchi) January 15, 2026