橋下徹氏「わかりやすい、いい選挙」 でも解散の意義「自民・維新連立の信を問う」は「大いなる矛盾」

   高市首相が仕掛ける解散総選挙について、2026年1月18日の情報番組「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)は自民党と日本維新の会の連立政権の是非、立憲民主党と公明党がつくる「中道改革連合」の政策について論じた。

  • 新党「中道改革連合」。左から立憲・馬淵澄夫代表代行、安住淳幹事長、野田佳彦代表、公明・斉藤鉄夫代表、西田実仁幹事長
    新党「中道改革連合」。左から立憲・馬淵澄夫代表代行、安住淳幹事長、野田佳彦代表、公明・斉藤鉄夫代表、西田実仁幹事長
  • 橋下徹氏(2015年撮影)
    橋下徹氏(2015年撮影)
  • 新党「中道改革連合」。左から立憲・馬淵澄夫代表代行、安住淳幹事長、野田佳彦代表、公明・斉藤鉄夫代表、西田実仁幹事長
  • 橋下徹氏(2015年撮影)

アクセルふかしたい有権者は自民・維新、懸念を感じている人は立憲、公明へ

   「中道改革連合」の結成について、レギュラーコメンテーターの橋下徹さんは、

「政治家は選挙になって自分が当選か落選かギリギリになって尻に火がついて動くということがあるのでこれは仕方がない。立憲と公明が一緒になることは有権者にとって非常にわかりやすい。アクセルをふかしたい有権者は自民・維新の方(に投票)だし、ちょっと懸念を感じている人は立憲、公明の方に投票するだろう。選択的夫婦別姓に関しては自民党に入れても動かなかったものが今回立憲、公明に入れると動くかもしれない。ものすごいわかりやすい、いい選挙。ただ有権者がアクセルとブレーキ役を自分たちが担わなければいけないという責任がある」

と話した。

大阪では自民と維新が激突「どうやって連立政権がいいか悪いか判断する?」

   番組は自民党から中谷元前防衛相、立憲民主党から重徳和彦税制調査会長が出演し、与野党それぞれの主張を展開する。立憲民主党と公明党との安保法制をはじめとする政策の一致についても議論が及んだ。19日には高市首相が衆議院解散についての記者会見があるが、それをどうみるか。

   橋下さんは「高市さんも吉村(洋文日本維新の会代表)さんも今回の解散の意義は自民と維新の新しい連立の枠組みの信を問うと言っているが、大いなる矛盾だと思う」と話した。

   橋下さんは「連立政権で信を問うとなれば、自民と維新で選挙区調整しなければいけない。大阪では自民と維新が激突するんですよ。どうやって連立政権がいいか悪いか判断するんですか。選挙区調整していないのなら、連立政権の信を問うというのは、有権者に対するごまかし。後付けの理由を言うべきではない」と厳しい。

   キャスターの松山俊行フジテレビ解説委員長は「自民党からすると、維新とだけ調整するとなると選挙後に維新以外にも枠を広げることも念頭に置いていると思われるので、その思惑もあると思う」と解説したが、橋下氏の指摘は選挙の大きな焦点ではある。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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