中日本高速道路(NEXCO中日本)の名古屋支社が、タバコのポイ捨てが原因とされる高速道路の火災映像をXで公開し、SNS上で大きな注目を集めた。同社の広報・CS課に、詳しい経緯とポイ捨ての危険性を聞いた。「タバコのポイ捨て禁止!」動画が140万回以上表示注目を集めたのは、NEXCO中日本の名古屋支社(@c_nexco_nagoya)による2026年1月14日のX投稿だ。「タバコのポイ捨て禁止!」と注意喚起したうえで、タバコのポイ捨てが原因とみられる約20秒の火災映像を公開。中央分離帯の植栽から白煙が上がっている様子が映っている。投稿では、「高速道路でタバコのポイ捨てによる火災が発生しています」と報告し、「小さな火種が大きな被害に繋がりますので、ポイ捨ては絶対に止めてください」と注意を呼びかけている。この投稿は、20日19時時点で1万5000件以上の「いいね」を集め、140万回以上表示されている。タバコのポイ捨てへの批判も多く寄せられ、「ポイ捨てとかあり得ない」「これは酷い」「あり得ない行為です」などの声が上がった。名古屋支社の広報・CS課は20日の取材に対し、投稿の火災映像は24年9月5日14時ごろ、東名高速道路下り線(京都方面)の名古屋IC―春日井IC間で発生したと明かす。当時の状況として、この火災の影響で、上り線・下り線の追い越し車線をそれぞれ1時間ほど規制。さらに中央分離帯の植栽は、幅5メートル×長さ70メートルが焼失した。同日15時6分に鎮火したという。過去の火災映像を投稿したのは、26年1月13日に道路区域内の火災があったからだと説明する。消防の見解によれば、この火災もタバコのポイ捨てが原因だったとし、狙いとして「これを受けてXにて一般的な注意喚起の投稿をさせていただきました」。この時の動画がなかったため、過去の動画を投稿したという。広報・CS課は、「火災が発生すると消火活動や路面、ガードレール等の復旧作業が必要となり、車線規制や通行止め等の通行規制を実施することがあります」とし、「渋滞の発生など通行するお客さまに多大な影響を及ぼしますので、タバコのポイ捨ては絶対におやめいただくようお願いします」と呼びかけている。
記事に戻る