大阪府知事選やらなければ「議員定数削減よりもお金が浮くのでは」 吉村洋文氏の街頭演説で「費用28億」と抗議も

   吉村洋文・前大阪府知事(日本維新の会代表)が突如表明した出直し知事選が2026年1月22日、告示された。

   同日のMBSテレビ「よんチャンTV」に出演した元ビーチバレー選手、浅尾美和さんは、出直し知事選について「(国政で維新が掲げる)議員定数削減よりも選挙しなかったら、そのお金浮くんじゃないの、という風に思ってしまう」とツッコんだ。

  • ダブル選を表明した吉村洋文大阪府知事(1月15日、大阪市中央区)
    ダブル選を表明した吉村洋文大阪府知事(1月15日、大阪市中央区)
  • 大阪ミナミのなんば広場
    大阪ミナミのなんば広場
  • ダブル選を表明した吉村洋文大阪府知事(1月15日、大阪市中央区)
  • 大阪ミナミのなんば広場

選挙で「大変な思いをしている人がたくさんいる」

   番組内では、急な選挙によって、大阪市では投票案内状の送付が遅れるおそれやポスターの掲示場が約3分の1となり、大阪府寝屋川市では選挙に携わる職員を3倍以上にしたり、掲示板を職員が手作りしたりしていることなどが紹介された。

   浅尾さんは「現場をちゃんとみてほしい。大変な思いをしている人がたくさんいる。私は、ポケットマネーでやるなら賛成なんですけれど」と話した。「NEWS」の小山慶一郎さんは「どういう風に何を決めればいいのか、何に対して投票するのか、こっちの投票の理由を早く示してほしい」と困惑の表情を浮かべた。

「組織的国保逃れ」のプラカードも

   吉村前知事の初日の街頭演説もスタジオのVTRで紹介された。「組織的国保逃れ」「W選挙かかる費用28億いらんことするな」などとプラカードを掲げ、抗議する人も映像で流れた。また、吉村知事は衆院選と同日に知事選を行うことで12億円をカットできると主張していたが、取材では府知事選の費用が計約23億3000万円、大阪市長選は約4億7000万円かかる見込みと伝えられた。

   お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さんは「そもそも選挙にかかる費用をもっとカットできるんじゃないかと思ったりするが、この選挙をやる意義を吉村さんがしっかりと伝えないと反感を買うこともあるかもしれない」と冷静に分析していた。

   浅尾さんは「(国政で維新が掲げる)議員定数1割削減よりも選挙しなかったら、そのお金浮くんじゃないの、という風に思ってしまう」とツッコんだ。

   主要政党は候補者を擁立していない。自民党府連の松川るい会長は1月17日の会見で「お付き合いをする必要はない」とダブル選を批判した。知事選には、無所属新人の納藤保氏、政治団体「無所属連合」共同代表で新人の大西恒樹氏が立候補している。

姉妹サイト