「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)の2026年1月23日放送回に依頼者として出演した12歳の少年の家庭状況について、「ヤングケアラー」ではないかとして波紋を広げている。この問題に、自民党経済産業部会長の小林史明前衆院議員が25日にXで、「行政機関と共有し、教育委員会含め丁寧に対応していただくことになりました」と言及した。
「誹謗中傷が広がっている状況を重く受け止め」
ヤングケアラーとは、子ども家庭庁の公式サイトによると、家族の介護や日常生活上の世話を「過度に行っていると認められる子ども・若者」を指す。
番組公式サイトによると、少年は、6人兄妹の長男。母が会社を経営しており、家事は主に父と少年が担当しているという。依頼は、「正直、長男をやるのに疲れた。生まれてから長男しかやったことがないので、1日だけでもいいので次男になりたい」というもので、お笑いコンビ「霜降り明星」のせいやさんがこれをかなえに訪れた。
SNSでは放送前からこの少年がヤングケアラーではないかとする声が寄せられており、放送後、さらに心配の声やヤングケアラーに関するさまざまな意見が広がった。両親への批判の声も多く寄せられた。ABCテレビが番組公式サイトで、「取材対象者やご家族に対して、SNS等で強い批判や誹謗中傷が広がっている状況を重く受け止めています」と声明を発表する事態に発展した。
小林氏はXで、「探偵!ナイトスクープで放送された家庭状況について、ヤングケアラーではないか、という心配の声をいただきました」と報告。
この問題について、「行政機関と共有し、教育委員会含め丁寧に対応していただくことになりました」と伝えた。続けて、「今後、ご本人や家族に対する接触、誹謗中傷は控えていただくようお願いします」と呼びかけた。
探偵!ナイトスクープで放送された家庭状況について、ヤングケアラーではないか、という心配の声をいただきました。行政機関と共有し、教育委員会含め丁寧に対応していただくことになりましたので、今後、ご本人や家族に対する接触、誹謗中傷は控えていただくようお願いします。
— 小林史明(前 衆議院議員/広島6区/福山市) (@kb2474) January 25, 2026