衆議院兵庫8区から立候補した自民党の新人、青山繁晴氏が2026年1月27日夜、JR尼崎駅(兵庫県尼崎市)で街頭演説を行った。青山氏は斎藤元彦兵庫県知事の問題に言及し、「政治が敵増やしてどないすんねん。仲たがいを増やしてどないすんねん。意見違ってても一致点見つけるのが政治じゃないか」と訴えた。公明党の「牙城」で自民は約30年間候補を擁立せず青山氏は、神戸市出身。2016年の参院選で比例代表で初当選し、環境副大臣を務めていたが、今回の立候補に伴い自動失職した。立候補した兵庫8区は、長年公明党の候補が議席を獲得してきたが、自民党との連立を離脱した公明党が候補者を取り下げ、自民党が約30年ぶりに候補者を擁立した。青山氏は冒頭、自民党が30年間、候補者を立てずに「選択肢を奪ってきた」と、党の姿勢を批判。尼崎の人々が「本物の保守の候補を待ちわびていた」と自身の立候補の理由を説明した。「斎藤さんは他の方と挨拶されず......」演説では、県政が揺れている斎藤知事の問題に言及した。青山氏は、自治は自ら治めることで国政は介入しすぎてはいけないとしつつも、「政治が敵増やしてどないすんねん、仲たがいを増やしてどないすんねん。意見違ってても一致点見つけるのが政治じゃないか」と訴えた。また、斎藤知事が第二神明道路の会合で上京してきたときの出来事にも触れ、「斎藤さんは他の方と挨拶されず、私の前にだけ来られて挨拶された」といい、「私は正直、他の人にも挨拶してほしかったけど、知事はそれをせずに席に戻られた」と振り返った。そして、知事として斎藤知事が挨拶する際に虚空を見つめるように挨拶する姿を見て、「胸えぐられた」という。青山氏は斎藤知事の行動を次のように指摘した。「本来、こういう挨拶は、地元・兵庫県から来ている議員、国土交通省の関係者、自由民主党の幹部たちにそれぞれ目を合わせながら挨拶していくが、どうしてもそれができない事情があるんでしょう」街頭演説には、自民党で兵庫選挙区選出の加田裕之参院議員も駆け付けた。兵庫8区にはこの他、中道改革連合公認の新人・弘川欣絵氏、共産党公認の新人・板東正恵氏、日本維新の会の前職・徳安淳子氏、れいわ新選組の新人・長谷川羽衣子氏がそれぞれ立候補している。
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