「何やってもむなしい気持ち」「握力がつるべ落としのように落ちて」 中高年を襲う「フレイル」意外な対策法

   体力、気力の衰えとは違って、病気でもないのに最近どうも調子がおかしい――。そんな人は「フレイル」に要注意である。2026年1月28日放送の情報番組「サン!シャイン」(フジテレビ系)は中高年を中心に顕著になっている、「フレイル」現象を取り上げた。

  • 病気でもないのに調子がおかしい。そんな人は「フレイル」に要注意(画像はイメージ)
    病気でもないのに調子がおかしい。そんな人は「フレイル」に要注意(画像はイメージ)
  • 武田鉄矢さん(2018年撮影)
    武田鉄矢さん(2018年撮影)
  • 病気でもないのに調子がおかしい。そんな人は「フレイル」に要注意(画像はイメージ)
  • 武田鉄矢さん(2018年撮影)

精神面や社会とのつながりなどの活力が通常よりも低下

   自然な身体の変化として運動機能や認知機能が低下する「衰え」と違い、様々な原因で筋力や認知機能だけでなく、精神面や社会とのつながりなどの活力が通常よりも低下した状態のことを「フレイル」と呼ぶ。

   「このフレイルという言葉は知ってましたか?」と問われたスペシャルキャスターの武田鉄矢さんは「初めてです」。何か思いたることがあるかと聞かれて「体重が落ち始めたんだけど、老人性うつみたいな時があって、何をやってもむなしいという気持ちがあるんですよね」と打ち明けた。

   ゲストで政治ジャーナリストの岩田明子さんは「自分もフレイルを気にしていて、チェックしてみたりしている。毎年、人間ドックで握力を測るが、つるべ落としのように落ちていって、去年の握力がヒト桁になってしまった。握力は全体の筋肉を示すものとみて間違いないでしょうか」と不安げにたずねる。

体力面、精神面など一気に生活が変わる危険性

   ゲストの老年医学や健康マネジメント学を専門にする田中友規さんは「間違いありません。全身の筋力が衰えている可能性があるが、特に足の筋肉、生活をする際に大事な筋肉は鍛えていくことが大切」と話した。

   田中さんによると、中高年を中心に「定年退職」「骨折して家から出なくなった」「家族や友人との死別」などをきっかけに体力面、精神面など一気に生活が変わってしまう危険性があるという。

   フレイルを心配している岩田さんは「数年前から粉薬が食道を(スムーズに)おりていかないのですが」と田中さんに相談する。田中さんの答えは「お口のフレイルの可能性がある。飲み込んだり、ものをかんだりする筋肉(の低下)も体のフレイルの一つ」という。

   対策の一つとして「のどの筋肉などはカラオケに行って高い声を出す練習をするとかですね」と言うと、岩田さんははじけたように「歌だっ!コロナで(カラオケに行くのを)やめちゃってたんですよ」。MCの谷原章介さんも「まずそれからやりましょう」と同調した。

   岩田さんも「歌いましょう」と、フレイル対策としてカラオケ復活宣言をした。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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