前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が2026年2月1日、Xで高市早苗首相の批判を展開した。
「選挙期間中の高市首相の発言に愕然としている」
舛添氏はXで「外交も経済もよく分かっていない指導者を戴く日本は不幸である」と主張。「選挙期間中の高市首相の発言に愕然としている」とつづり、衆院総選挙の情勢について「それでも、選挙で自民党が単独過半数を獲得するそうだ。この民にして、この内閣総理大臣!」と一蹴した。
高市氏の発言をめぐっては、街頭演説で円安について「悪いって言われるけれども、輸出産業にとっては大チャンス」「円安でもっと助かっているのが外為特会。これの運用、今ホクホク状態」などと語っていたことに賛否の声が集まっていた。
「『為替変動にも強い経済構造を作りたい』との趣旨」
一方、高市氏は2月1日夜、Xに「昨日の個人演説会での私の為替に関する発言について、一部報道機関で誤解があるようです」と投稿し、発言の意図を釈明した。
「私は、円高と円安のどちらが良くてどちらが悪いということはなく、『為替変動にも強い経済構造を作りたい』との趣旨で申し上げました。つまり、日本の『供給力』を強くするための国内投資の必要性を述べました」
円安が経済に与える影響について、マイナス面がある一方で「国内投資が進み、国内で生産した製品が海外に輸出しやすくなることを通じ、企業の売上げが改善し、外為特会の外債の運用等、利子・配当などの海外からの収入も改善するといったプラス面もあります」と説明。
「私としては、あくまで『為替変動にも強い経済構造を作りたい』との趣旨を申し上げたのであり、一部報道にあるように『円安メリットを強調』した訳ではありません」と強調し、「私の真意をご理解いただけますと幸いです」とつづっていた。
「あと1週間、何が出てくるか、怖いのは高市首相の失言である」
一方、舛添氏はその後の投稿で、「大手メディアの選挙予想は、自民党大勝だ」と話題にし、「その通りになるかどうかは分からないが、この予想に有権者はどう動くか」と総選挙の行方を予想。
「バンドワゴン効果かアンダードッグ効果か? 予想通りなら、政権は安定し、対外関係も強気に出ることができる」との見立てをつづり、「しかし、あと1週間、何が出てくるか、怖いのは高市首相の失言である」と皮肉った。
さらに、今回の解散総選挙をめぐり、「2005年8月の小泉純一郎首相の郵政解散、これは大義があった。郵政民営化は自民党内でも反対が多かったので、小泉は直接国民に問うた」と舛添氏。「しかし、今回の解散は大義が無い」と批判し、「それでも高市自民党が圧勝なら、『理屈は後から貨車でやってくる』だろうが、現状維持あるいは敗退となれば、高市退陣しかない」とした。
舛添氏の主張には、「外交、経済、金融に疎いトップでは、日本は沈んでまう。。マジであとがない」などの声もある。一方で、「国どころか、東京の知事としても問題山積だった人に言われる筋合いないよな」「すげーな、普通に日本人丸ごと馬鹿にしてる笑笑」など厳しい見方も少なくない。
外交も経済もよく分かっていない指導者を戴く日本は不幸である。選挙期間中の高市首相の発言に愕然としている。それでも、選挙で自民党が単独過半数を獲得するそうだ。この民にして、この内閣総理大臣!
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) February 1, 2026
大手メディアの選挙予想は、自民党大勝だ。その通りになるかどうかは分からないが、この予想に有権者はどう動くか。バンドワゴン効果かアンダードッグ効果か?予想通りなら、政権は安定し、対外関係も強気に出ることができる。しかし、あと1週間、何が出てくるか、怖いのは高市首相の失言である。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) February 1, 2026
2005年8月の小泉純一郎首相の郵政解散、これは大義があった。郵政民営化は自民党内でも反対が多かったので、小泉は直接国民に問うた。しかし、今回の解散は大義が無い。それでも高市自民党が圧勝なら、「理屈は後から貨車でやってくる」だろうが、現状維持あるいは敗退となれば、高市退陣しかない。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) February 1, 2026
昨日の個人演説会での私の為替に関する発言について、一部報道機関で誤解があるようです。
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) February 1, 2026
私は、円高と円安のどちらが良くてどちらが悪いということはなく、「為替変動にも強い経済構造を作りたい」との趣旨で申し上げました。…