「何回も裏切って...」土下座する女子生徒の顔を蹴る 動画拡散に市教委「警察が対応中」「心のケアに努める」

   土下座する少女の顔を蹴るような様子が映った動画がX上で取り上げられ、福島県会津若松市内の中学校で起きたと名指しされて、波紋が広がっている。

   この中学校では、「恐らく学校の敷地内だと思います」と取材に話し、警察の捜査に協力していると明らかにした。同市教委でも、「現在、警察が対応中です」と取材に説明し、「子どもたち、保護者が大変動揺しており、心のケアなどに努めています」としている。

  • 写真はイメージ
    写真はイメージ
  • 写真はイメージ
    写真はイメージ
  • 写真はイメージ
  • 写真はイメージ

「これ、俺やったの」「エグッ」とスマホ見て会話

   少女が地面の上で土下座して、左手で顔を押さえている。

「バカにするようなことしたり...」
「何回も裏切って、何も反省しないで、同じようなこと繰り返して...」

   こんな女性らしき声が聞こえると、少女は、すすり泣くような声を漏らす。

   しかし、「そのまま死ねばいいじゃん、お前」と男性らしき声が響くと、少女は、足で顔を蹴られて、鈍い音がした。少女は、よろけてしまうが、また足が出され、こんな声が聞こえた。

「頭を下げることもできねえのか!」
「何回も同じようなこと繰り返して、バカにするようなことをして...」

   少女は、土下座したまま頭を下げると、誰かが頭を足で踏み、何度も繰り返す。「頭下げろって」と声がしたところで、1分弱の動画が終わっている。

   動画は、X上で2026年1月30日に投稿され、会津若松市内の中学校名が名指しされた。土下座させて顔を蹴っている様子だとの説明だった。

   さらに、関連するとした別の動画も、この日に投稿された。それを見ると、顔を蹴られた少女の顔をスマホでアップにした様子だ。「これ、俺やったの」「エグッ」といった会話が周囲から聞こえた。「あー、目見えない」と少女の顔が腫れたかのような会話もあった。その後、はやし立てる女性の声も聞こえ、男女交際のトラブルがあった可能性があるようだ。

   この動画投稿については、地元紙なども31日から報じている。

「動画は、昨年12月の冬休み中に撮られたのではないか」

   それらによると、会津若松市内の中学校の敷地内で、この学校の生徒が別の中学校の女子生徒を呼び出して暴行したという。福島県警の会津若松署が女子生徒側から被害届を受け、傷害の疑いで捜査している。

   X上で名指しされた中学校の校長は2月2日、J-CASTニュースの取材に対し、「学校の敷地内で発生しただろうと思われます」と答えた。

「警察から情報共有の依頼を受けて、情報を提供しています。警察の捜査に協力しており、なぜ暴行したのかなどは、捜査上のことになりますので、お話しできません」

   会津若松市教委の学校教育課は同日、取材に対し、「動画は、昨年12月の冬休み中に撮られたのではないかと考えています」と答えた。「現在、警察が対応中です」として、トラブルなど詳しいことについては話せないとした。

「子どもたちや保護者の方が大変動揺しており、心配しています。心のケアに努めるなど、相談体制を整えており、環境整備をしていきます。学校が子供たちに説明する必要があり、SNSの使い方も教えないといけません。当該の学校からは、報告を受けており、今後もやり取りを続けていきます」

   会津若松署では、「発生を認知した当時から、傷害の疑いで捜査しています。被害届を受けたかどうかについては、明らかにできません」と取材に答えた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

姉妹サイト