韓国メディア「OSEN」(ウェブ版)は2026年2月6日、ミラノ・コルティナ五輪の特集記事を組み、韓国の大学教授が、国際オリンピック委員会(IOC)に向けて「五輪期間中の旭日旗応援を必ず制止すべきだ」と警告したことを報じた。
「五輪を楽しむことも重要だが、ひとつ警戒すべきことが」
同メディアは「FIFAは制止したがIOCは?ソ・ギョンドク教授、ミラノ・コルティナ五輪の『旭日旗応援』に強く警告」とのタイトルで記事を展開した。
記事によると、IOCに訴えたのは、韓国・誠信女子大学のソ・ギョンドク教授(51)だという。
ソ教授は6日に自身のインスタグラムを更新し、IOCに向けた以下のメッセージを投稿した。
「ついに6日(現地時間)、2026ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックが開幕します。我が国選手団を応援し、グローバルなスポーツの祭典を楽しむことも重要ですが、ひとつ警戒すべきことがあります。それは、日本の応援団による旭日旗の応援を必ず阻止しなければならないということです」
そして、18年に韓国で開催された平昌五輪で起きた出来事に言及した。
「平昌冬季オリンピックの際、国際オリンピック委員会(IOC)公式SNSに旭日旗模様の帽子をかぶった日本選手の写真が堂々と掲載され、論争となりました。また、過去のパリと東京オリンピックでは、自転車男子ロードレース中に旭日旗応援が登場し、大きな論争となったことがあります。しかし、国際サッカー連盟(FIFA)の対応は異なります。数年にわたる継続的な抗議の末、FIFAは過去のカタールワールドカップにおいて、日本の応援団が掲げた旭日旗応援を即座に制止し、世界中のサッカーファンから大きな拍手を受けました」
サッカー22年W杯カタール大会でも旭日旗問題
「OSEN」によると、ソ教授はこれまで夏季、冬季五輪が開催されるたびにIOCに警告してきたという。FIFAにも同様の警告を行ってきたという。
旭日旗を使用しての応援を巡り、サッカーの22年W杯カタール大会で、ひと悶着あった。
韓国メディア「中央日報」(ウェブ版)の当時の報道によると、グループリーグの日本対コスタリカ戦で、観客席に日本人サポーターが旭日旗を持ち込んだという。
一部の日本人サポーターが、スタジアム内に旭日旗を掲げようとしたが、大会関係者によって旭日旗が撤去され、日本人サポーターはカタールで「恥をかいた」と報じた。
記事では、旭日旗は第二次世界大戦当時、日本が韓国を含む他の国を侵攻する際に使用した帝国主義の軍旗であると解説した。
ミラノ・コルティナ五輪は7日(日本時間)に、ミラノのジュゼッペ・メアッツァ競技場で開会式が行われ、総勢121人の日本選手団は、4か所に分かれて入場行進を行った。
今大会は、92の国・地域から約2900人が参加を予定しており、4つの競技会場群に分かれた広域開催となる。