「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)の20206年2月8日放送で、最近、中国に出かけた司会のビートたけしさんが、「台湾有事っていうけれど......」と指摘した。
「中国は、就職するとこがなくて、相当ヤバイみたいだよね」
「こないだ、ちょっと中国に行ってきたんだけど、今の状態だと、アメリカの一人勝ちみたいな感じがするんだけどなあ。まあ、とにかく就職するとこがなくて、相当ヤバイみたいだよね」
たけしさんはそう話す。トランプ大統領と習近平国家主席は、関税やレアアースをめぐって激しく対立しているが、中国側は国内経済がボロボロで、勝負にならないのではないかというのだ。
そして、たけしさんは「台湾も行ったんだけど、一部の人たちは中国で仕事してるんだよね。台湾で受注したものを中国で安く作らせて、台湾から出して(輸出して)。台湾有事っていうけれど、台湾と中国がくっついちゃうってこと、ないのかね」と、ゲストの拓殖大・富坂總教授に聞く。
「中国は戦わずして勝つという孫子の兵法」
「台湾独立をどうしてもしなけりゃいけないと進めている頼清徳(総統)、民進党は、2024年11月に当選した時の得票率が40%だったんですよね。それがいまどんどん落ちているんで、必ずしも(独立にこだわる)ということではないですね。だから、中国としては、(台湾が近づいてくるのを)見ていた方が状況としてはいい」と判断しているだろうと富坂教授は解説した。
やはり、ゲストの軍事評論家・井上和彦さんも、「中国は戦わずして勝つという孫子の兵法で、じわりじわりって(台湾の)民心の中に入り込んでいく」と、中国は軍事侵攻より不戦作戦ではないかと見る。たけしさんも納得した様子だった。
(シニアエディター 関口一喜)