ミラノ五輪、日本勢メダル第1号はスキージャンプ丸山希 「けがからの恐怖にうち勝った」レジェンド葛西紀明が称賛

丸山選手は「両脚をV字にうまく開いている」

   葛西さんはジャケットを脱いで、あらかじめスタジオに用意された四角形の箱に乗りながら解説した。

   「アプローチ(滑走部分)が結構大事でスピードを出すポジションがある」と自ら身をかがめて低い姿勢のポーズをとる。「次に大事なのがテイクオフ(踏み切って空中に飛び出すこと)。スピード、パワー、方向、これらがうまくそろわないと飛距離が伸ばせない。空中も大事で両脚をV字に開けば開くほどここがムササビ(のように空気抵抗を利用して揚力が増す)状態になる」と股下の部分を指さす。

   「丸山さんはうまく開いている。これも開くのが怖いんですよ」と話した。

   最後の着地姿勢(テレマーク)も重要視されるようになってきた。「丸山さんの一番苦手なところだったと思う、ここでケガをしたので。オリンピックまでの4年間で相当練習したと思う。何百本と飛んできたと思う」と丸山さんの努力を評価した。

   さすがにレジェンド、バランスがとれた名解説だった。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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