衆院選の投開票日を迎えた2026年2月8日、れいわ新選組の大石晃子共同代表は、報道各社の出口調査で、公示前議席の8議席から大きく議席を減らす見込みと報じられていることに「非常に悔しい」と述べた。東京都内の党の開票センターで会見での一幕だ。
また、大石氏は衆院大阪5区で立候補しているが、小選挙区では落選の見込みと伝えられている。大阪5区は、日本維新の会、前議員の梅村聡氏が当選確実の見通しだ。
「数字という意味でまだまだだった」
大石氏は、前回の衆議選で3議席から9議席に増え、委員会で席が確保できていたことに触れ、後退となることに悔しさをにじませた。また、山本太郎代表の力が大きかったことに
「私はまだまだ未熟であった。力が非常に足りなかったと自分自身としては受け止めております。私自身が代表の代わりに、テレビに出ましたけれども、爪痕を残しましたけれども、やはり数字という意味ではまだまだであった可能性が高かった」
と反省した。
山本代表は1月21日、病気療養のため、無期限の活動休止に入ると発表。しかし、報道各社の調査でれいわの苦戦が報じられると、2月5日から、山本代表の街頭演説を全国各地で行っていた。
山本太郎代表「本当の大石晃子は、一番嫌な役割を引き受ける」
大石代表は、選挙期間中にNHKの討論番組で高市首相がドタキャンしたことなどを挙げて「茶番じゃないか、嘘じゃないか、そういうことを迫っていく力、これができるのは唯一、れいわ新選組だけではないかと私は思う」とれいわの強みを語った。
また、圧倒的多数の普通の生活者の経済利害に合ったマニフェストづくりを行ってきたことも強調。
「その本質は全く変わらないものなので、道半ばであったとしても歩み続けていきたいと思います」と述べた。
一方で、山本代表は大石代表について2月6日の街頭演説で次のように評価していた。
「ちゃんと話し合いをした上で結論を出すという、柔軟性と調整能力を持ち合わせた人間なんです。国会の質疑では『過激だ』とか『言葉が悪い』とか言われる。でも、本当の大石晃子は、一番嫌な役割を引き受ける。グループをしっかりと健全なものにして、国会の中でもしっかりと議論を喝破するという役割を引き受けていた」