「高市さんは、思想的には安倍さん、性格的には石破さんに似ている」
―― 1986年には、中曽根康弘首相の「死んだふり解散」で衆参同時選挙となり、自民党は300議席(前回比50増)と圧勝、中曽根総裁はボーナスで任期1年延長となりました。高市さんにもボーナスはつきますかね?
「当面の間は、高市さんに文句を言う人はいなくなります。小泉純一郎首相の郵政解散(2005年296議席)や安倍晋三首相の抜き打ち解散(2014年、291議席など)の時も、そうだった。違うのは、中曽根さんも小泉さんも、安倍さんの時だって、チームがあった。ところが高市さん、チームがないんです。
では、『チーム高市』が作れるかどうかですが、それ以前に経済界が『積極財政』の先行きを、めちゃくちゃ心配しています」
―― 「チーム高市」候補としては、だれかいるんですか?
「党首討論会をドタキャンした高市首相の、手の治療による欠席を判断したとされるのが木原稔官房長官。スパイ防止法とか、旧姓使用拡大法案とか、やりたいことをいろいろ抱えているんだろうけれど、高市さんは『ぼっち』だから。段取りを仕切ってくれる人は、いないかな。高市さんと直に話せない人たちが、木原さんの周りに集まってくるんじゃないですか。高市さんは思想的な部分は安倍さんに憧れ、性格的には石破さんに似ていますかね。人づき合いは苦手で読書好き」
―― 自民党内の人間関係、どうなっていくんでしょうか?この選挙で、少しでも負けたら、高市さんを引きずりおろしてやろうと思ってた人も、少なからずいたはずですが。
「むかしは、小泉チルドレンも安倍チルドレンもけっこういましたけどね、高市チルドレンはいましたかね?新潟の高鳥修一さん、東京の松島みどりさんぐらいですか。
高市さんの支持率が落ちてくると、自ずと自民内で別の集まりとか、党外では反自民の動きが活発になります。麻生さん(太郎=副総裁)なんかは派閥を拡大しているとか聞きました。2026年の後半ころに、内閣支持率が落ち始めたら、これで27年の統一地方選挙が戦えるのか、その後の参議院選挙戦えるのか、そういう不満が出てくる可能性がある」