自民党の歴史的大勝で防衛力の強化、スパイ防止法、外国人政策の厳格化など"高市カラー法案"がどんどん成立するのでは――。2026年2月9日の情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(フジテレビ系)は高市首相が目指す政治に対してコメンテーターの橋下徹さんがエールをおくった。
「政治家としての勝負勘、実際勝負をかけて結果を出した」
橋下さんは自民党歴代最多議席を獲得した高市首相について「政治家としてはりっぱだと思う」とまず切り出した。
「高市さんとは考え方が違うところもたくさんあるが、コメンテーターや役者や大手メディアが解散の大義がないと言っていたが『力を与えてくれないと政治を前に進めることができないんだ』という政治家としての勝負勘、実際勝負をかけて結果を出した。これ以上の政治家としての力量はないんじゃないか」
と高市首相の解散をめぐる決断をほめた。
「一つは国会議員のスタイルが変わると思う。永田町の国会議員って、飲み食い政治が政治だと思っている政治家がいっぱいいる。自民にも維新にもいる。しかし、これは高市さんに守られただけ。永田町の臭いがする政治スタイルを継続していくとあっという間に吹き飛ばされますよ。もう一つは国民とメディアがものすごい責任を負うし、これまでの政治報道を変えないといけない。高市さんに文句ばかり言うような政治報道、政治評論をやめて、ちゃんと政策論で国民にここが問題だよと心に響くような報道をしないと、高市さんはすべての法案を通すことができる状況になっているわけだから政治報道のあり方を変えていかないと危ういことになる」
と話した。
「規制緩和を進め、金をかけずに日本の経済をよくする」
社会学者の古市憲寿さんは「日本にうごめくたくさんの既得権益を壊して規制緩和を進めていくのが、お金をかけずに日本の経済をよくする方法だと思うが、そこに(高市首相が)踏み込めるか期待している」と注文をつけた。
それを聞いた橋下さんは、
「これから高市さんが全責任をおったわけで、やらなかったら批判を受けることになる。規制緩和をやる政党が出てくれば支持を受けるだろうけど、野党にもそこまで規制緩和に力を入れている野党がないのでそういう野党が出てきてほしい」
と話した。古市さんは橋下さんに「維新が規制緩和の急先鋒だったんじゃないですか」とツッコむと橋下さんは「でも、(維新は)もう自民党と一緒だから」とつれない返事だった。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)