れいわ新選組の大石晃子、櫛渕万里両共同代表は2026年2月9日、衆院選の結果を受けて記者会見を開いた。
会見中、同党から当選した山本譲司氏(比例南関東ブロック)に関する質疑応答の中で、大石氏が「気性荒いですよ。だから私以上ではないかという気がします」などと説明した場面が、SNS上で注目を集めている。また、大石氏が自身の「牛歩戦術」などのスタイルに関して説明する場面もあった。
「山本譲司さん気性荒いですよ」
2月8日投開票の第51回衆院選で、れいわ新選組から当選したのは、山本氏のみ。公示前の8議席から激減した。大阪5区で立候補した大石氏は敗れ、比例近畿ブロックでも復活できなかった。東京14区の櫛渕氏も小選挙区で敗れ、比例東京ブロックでの復活もならず落選した。
会見の冒頭、議席を大きく減らした要因について問われた櫛渕氏は、「(自民党の歴史的な圧勝という)荒波の中を、山本太郎代表というエンジンなしに、れいわ新選組は手漕ぎでこの荒波を乗り切った。よく1議席、偶然とはいえ山本譲司さんの議席が得られたというのは必然ではないか」と語った。
櫛渕氏はその後、自民党の圧勝について「地獄の釜の蓋が開いた」と危機感を示し、「着実にファシズム国家に進んでいく可能性が高まったというほどの荒波だ」と説明した。
別の記者からは、議場をゆっくり歩いて、投票に時間をかける「牛歩戦術」スタイルで知られているのが大石氏だと指摘した上で、山本氏は「牛歩戦術」を行うタイプの政治家ではないように見えるとし、他党からの処分辞さないようなスタンスがなくなるということは、れいわ新選組にとってどうなのか、という趣旨の質問も出た。
だがこれに対し、大石氏は「結構、山本譲司さん気性荒いですよ。だから私以上ではないかという気がしますが、おいおい知っていただけたらなと。譲司の魅力を。ガチの人です」と回答。
櫛渕氏も「生き様を見ていただけたら、そうは言ってられない方だと思います」とし、「我々も体を張って戦う野党の先頭に立つということで、2人(大石氏と櫛渕氏)もやってきましたが、基本は言論でやってきているわけですよ。ですから言論という意味においては、山本譲司さんもベテランの実績を持たれている方ですので、そこは遜色なくれいわの一員として戦ってくださると思ってます」と説明した。
「皆さんに議論していただくことも意識してやっています」
これを受け大石氏は、「99%私もルール守ってますからね」とし、自身のスタイルについて次のように説明した。
「ギリギリの線、ルールを守りながらほとんどの野党がやらないギリギリの線を踏んで、皆さんに見ていただいているというか、『あ、こういう戦い方もできるのか』『これも言論の自由、少数政党の抵抗の範囲じゃないか』という、皆さんに議論していただくことも意識してやっています」
そして大石氏は、「どっちみち大丈夫なのかなと、言原の戦いなのかなと思っていますし、譲司さんにも期待してます」と述べた。
大石氏の「牛歩戦術」については、例えば23年2月28日の衆院本会議で、大石氏と櫛渕氏が「牛歩戦術」を展開したと、複数メディアで報じられている。