2026年2月10日放送の「旬感LIVEとれたてっ!」(フジテレビ系)は開催中のミラノ冬季五輪の選手たちを陰から支えるスーツ職人を話題に取りあげた。スーツのできが選手のパフォーマンスを大きく左右するという。「すごく精密に改良してくださった」スピードスケート女子1000メートルで銅メダルを獲得し3大会連続メダルを獲得したスケート選手の高木美帆選手は「すごく精密に、気になる点やよりよくできる部分もコミュニケーションをとりながら改良してくださった。着心地としてもよく仕上がったなと感じている」と話す。番組はレーシングスーツを製作しているスポーツメーカー・ミズノの工場(兵庫県丹波市)を訪問、高木選手やジャンプの二階堂蓮選手のスーツ製作を手がける道本美和さんに話を聞いた。この工場は五輪のスピードスケート、スキージャンプのすべてのスーツを手がけるだけでなく、今春に行われるWBC侍ジャパンのユニフォームも作っている。そのことをアナウンサーが紹介するとスタジオからは「ほ~っ」という声があがった。アナウンサーが「スピードスケートの選手が最高速度を出したら時速何キロぐらいになりますか」とスタジオにいるコメンテーターでモデルの藤井サチさんに質問した。藤井さんは「えっ!全くわかんない。チーター(が走る)くらいですかね」と答えるとスタジオは大爆笑。正解は「チーターは120キロほどなので大体その半分、50キロから60キロと言われているんです」。「たかだか3%と思うでしょうが」道本さんが製作するスーツはこれまでよりも空気抵抗が3%低減されたという。アナウンサーは「たかだか3%と思うでしょうが0.1秒を争う世界では大変なこと」と道本さんの技術力をほめたたえた。高木選手のような一流選手のスーツの縫製は、卓越した縫製技術の社内資格を持つ「クラフトマン」と呼ばれる道本さんのような人にしかできないとされる。ブラックマヨネーズ吉田敬さんが「空気抵抗を少なくするという話だが、生地の表面に凹凸みたいなものがついていてそれが空気抵抗を少なくしているということですか?」と質問した。道本さんは「そういうことです。今までと違って外の生地と内の生地が二重になっていて、着た時に凹凸が浮き出るように工夫した」と話す。吉田さんはその技術力に感心した顔をしながら「ちょっと欲しいです」と言って周囲を笑わせた。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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