2026年2月11日放送のバラエティー番組「あちこちオードリー」(テレビ東京)は相方の若林正恭さんが体調不良で欠席、急遽春日俊彰さんが代理MCを務める緊急事態となった。春日さんは「330回目で初めて(MCの席に)座りますよ」と緊張気味だ。
M-1は「ライブから遠ざかる人間が出れる大会じゃない」
この日は「本当は言いたかったけど、ギリで飲み込んだ言葉発表会」、話題はM-1である。
AマッソのむらきゃみさんがM-1シーズンに相方の前で飲み込んだ一言は「M-1ラストイヤー、出たかったなあ」。春日さんがその真意を聞く。
「飲み込みました。まず(僕は)ネタを書いていないんで、そんな発言権がない。賞レースに向けてライブとかも、めっちゃ出てたわけでもない。総合的判断で飲み込んだ言葉です」と説明した。
そこを相方の加納さんがフォローする。
「宮下草薙もめっちゃ分かると思うけど、結構テレビ出させていただいたりして、ライブから遠ざかる人間が出れる大会じゃなくなっている。もう目ん玉がMになっているような人間しか出れない」
お笑いの世界の厳しい一面を表す言葉に出演者もうなずいた。
草薙はなぜ「今年でラストイヤーにします」と言ったのか
春日さんも腕組みをして「我々も、どうだったかな」と振り返る。オードリーは2008年のM-1グランプリ準優勝を果たし、2009年は出場しなかった。
「準優勝までしているし、結構盛り上がったから(出場まで至らなかった)。大変だしね、あの空気感にいるというのが。2008年にめちゃくちゃ忙しくなった。ライブとか出られなくて、出ていないと(M-1でやるのは)厳しいから」と春日さんは話した。
そして、宮下草薙はどお?と振る。
宮下兼史鷹さんは「去年出たんですよM-1。演じた後のインタビューで草薙(航基さん)が『今年でラストイヤーにします』と言ったんですよ」と言う。
宮下さんが「まだ5回出られる」と話すと、草薙さんが「皆さんと似たような感じだけど、ちょっと離れていて久しぶりに出ると、よく分からない面白いネタやっている若手が出ている。以前は『こうやって作ったんだろうな』と何となくわかった。(今は自分は)全く分からない。『終わったんだな、自分は』と。もう新しい、僕らよりも下の人の大会だなと思う」と話した。
宮下草薙が結成されて今年で10年。ネガティブがウリの草薙さんならではのコメントではあるが、まだ老け込む年ではないだろう。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)