「次は金メダル選手を育てるコーチに」、坂本花織選手は中野園子コーチから夢を託された

   ミラノ・コルティナ冬季五輪を最後に、現役を退く日本人選手は少なくないが、2026年2月23日の情報番組「ひるおび」(TBS系)は、その中の一人、フィギュアスケートの坂本花織選手を4歳の頃から指導してきた中野園子コーチとの絆を紹介した。試合後、中野コーチに言われた言葉があった。

  • シングル銀の坂本選手(ISUインスタグラムより)
    シングル銀の坂本選手(ISUインスタグラムより)
  • 金メダルのリュウ選手(ISUインスタグラムより)
    金メダルのリュウ選手(ISUインスタグラムより)
  • シングル銀の坂本選手(ISUインスタグラムより)
  • 金メダルのリュウ選手(ISUインスタグラムより)

コーチとなって「またオリンピックにふと現れるかな」

   金メダルを目指したフィギュアスケート女子フリーの演技終了後に、万感胸に迫るものがあふれ出して中野コーチと抱き合う坂本選手。試合後に中野コーチから言われたのは「あなたが銀になったから、今度はあなたがオリンピックの金メダリストを育てていきなさい」だった。

   坂本選手は「(今度は自分が)教え子をメダルに導いていけるように全力でサポートしていけたら。またオリンピックに(自分が)ふと現れるかなと思います」と話した。番組は他のメディアにどんな指導者になりたいか問われた時に「令和版中野先生がいい。愛があって厳しくできるコーチになれたらいいな」と将来の希望を語ったことを紹介した。

安藤美姫「坂本さんは天真爛漫で明るい面が際立っている」

   坂本選手にどのような指導者を期待するか問われたプロフィギュアスケーターの安藤美姫さんは「坂本さんはすごく天真爛漫で明るい面が際立っている。海外の大きな試合経験も豊富なので、子どもたちにとって日本だけでなく広い視野で見てあげられるコーチになるのではないか」と期待を込める。

   プロフィギュアスケーターの織田信成さんは「中野先生との歩みのなかで坂本選手の人柄も育まれていったと思う。今度は坂本さん自身が坂本選手のような魅力的な選手を育てていってほしいし、できると思う」とエールを送った。

   安藤さんは「なかなか一人の先生に幼少期から最後まで見てもらえる選手って少なくて、そこが素晴らしく、奇跡だと思う」と中野コーチと坂本選手の絆をたたえた。

   愛あふれる厳しい「坂本コーチ」の姿が、いずれオリンピックの会場で見られるのが待ち遠しい。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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