作家の乙武洋匡さんが2026年2月25日、Xで国会のヤジをめぐる持論をつづり、ネットの注目を集めている。
玉木氏「与党からヤジを飛ばすのはやめて」
発端となったのは、同日に行われた衆院本会議で代表質問に立った国民民主党の玉木雄一郎代表による質問だった。
玉木氏は19年1月に衆院本会議で行った代表質問の際、タブレット端末で原稿を読むことが許可されなかったことを発端として、以前から本会議場でのタブレット端末使用の解禁を求めてきた。
26年2月25日の代表質問でも、本会議場へのタブレット端末などの持ち込みが「『品位に欠ける』との理由」で認められていないことについて、「原稿を書いたタブレットを持ち込んで読み上げても品位を欠くことにはならないと思いますが、今日議場にいらっしゃる新人議員の皆さん、どうお感じになりますでしょうか?」と主張。議員らからは拍手が起こった。
しかし、玉木氏が高市早苗首相に「自民党総裁として、議院運営委員長に指示を出していただき、本会議場で、タブレットを使って読み上げることを認めていただけないでしょうか?」とすると、議場からはヤジの声が飛んだ。
玉木氏は「与党からヤジを飛ばすのはやめてください」とし、「真摯に耳を傾けていただければと思います」と訴えていた。
野次「いつまでも禁止されない理由がまったく理解できません」
乙武さんは同日、ヤジが飛び交った場面をまとめた動画を引用し、Xに「国会におけるタブレットの使用が『品位に欠ける』との理由からいまだに認められていないのに対して、野次は"国会の華"だとかいう理由でいつまでも禁止されない理由がまったく理解できません」と投稿した。
現在の国会のルールについて、「[現在] タブレット......禁止 野次......容認」とつづり、「これ、逆にすべきですよね?」と疑問を呈した。
乙武さんの訴えには、「これに関しては野次が飛んだ理由がマジでわからぬ...与野党超えて拍手が起きるもんだと思ってたが」「これはホントそう思うね。タブレットもそうだけど、何でヤジが許されてるのか理解できないわ」など、共感の声も多い。
一方で、「なぜタブレットが品位に欠けるかは分かりませんが、タブレットがあったとしたらリアルタイムで原稿が送られてきたりなにかしらの指示を受けることが可能にはなりそうですね」など、タブレットの持ち込みをめぐる懸念の声もある。
なお、玉木氏も同日、自身のXでヤジをめぐる疑問をつづっている。
「どう考えても 本会議場でのタブレットより 本会議場でのヤジの方が 品位に欠けると思うのですが...」
与党側からのヤジについて、「そもそも なぜ与党席から あんなにヤジを飛ばされたのか 分かりません」と首を捻りつつ「国会改革していきましょう」とまとめた。
国会におけるタブレットの使用が「品位に欠ける」との理由からいまだに認められていないのに対して、野次は"国会の華"だとかいう理由でいつまでも禁止されない理由がまったく理解できません。
— 乙武洋匡 (@h_ototake) February 25, 2026
[現在]
タブレット……禁止
野次……容認
これ、逆にすべきですよね? https://t.co/O2InQeECxu