小学館、漫画『堕天作戦』『常人仮面』原作者めぐるトラブル対応に批判拡大 マンガワン連載作家からも失望

「隠蔽したともとれる編集者の行動には強い失望」

   小学館による説明を受け、SNSではマンガワンで連載中の漫画家らからも、疑問や怒りの声が相次いでいる。

   『ワンパンマン』『モブサイコ100』などで知られる漫画家のONE氏はXに、「マンガワン。未成年者への性加害を激しく非難する立場を明確にできない人達とは、チームを組めない。当たり前」と投稿。「関連当事者による事情公開を待つ。小学館にも、もし彼らがその行動を取るなら支持してもらいたい」とした。

   マンガワンで『懲役339年』『劫火の教典』などを連載していた伊勢ともか氏はXで、「堕天作戦と同じ時期、同じ賞出身でマンガワンに連載していた立場からすると、今回の事件はショックであり、作家による未成年への性加害、虐待行為を隠蔽したともとれる編集者の行動には強い失望を覚えます」とした。

   さらに、「僕自身も、昨日まではマンガワンで連載していた事を誇りに思っておりました。ですが今はそれを恥ずかしく思う気持ちです」とつづり、「編集部には今後の責任を持った対応と、この様な事態が二度と起こらないようにするための体制の改善を強く望みます」と訴えた。

   『植物病理学は明日の君を願う』を連載中の竹良実氏はXで、「『植物病理学は明日の君を願う』のマンガワンでの更新を当面の間中止することにしました」とXで発表。「この作品を愛してくださる方々のご期待に今後も応えたい、けれどもマンガワンが何事もなかったように続いていくことに協力できない思いがあり、この判断に至りました」とした上で、「週刊ビッグコミックスピリッツ」での連載は続行するとした。

   逆木ルミヲ氏はXで、「今後小学館とのお仕事は一切お引き受けいたしません」とつづる。「作画の先生は何も悪くないけどご本人の中で『わたしは関係なかった』と切り離すのは相当きつい作業でしょ」と、作画担当の胸中をおもんぱかった。

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