アメリカのイラン攻撃はトランプ大統領の思惑通りには進まず長期化する見通しで、日本は石油関連だけでなく、さまざまな値上がりラッシュに襲われそうだ。「ひるおび」(TBS系)は2026年3月9日放送で「日本への影響」を特集、「3段階で家計を直撃する」と伝えた。3段階で値上がりゲスト解説の経済評論家・加谷珪一氏は、「(値上がり時期は)第1段階のガソリンや軽油、灯油などは1か月ぐらい、第2段階の電気代・ガス代は3か月、第3段階の一般的な食品は半年ぐらい先と目安を持っておけばいいと思うんです」と予想した。どのくらい上がるのか。野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミストによると、ガソリンは原油の1バレル100ドルが続くと1リットル235円に、電気・ガス代は2割程度上昇、卵も1パックが15円値上がりするだろうとみる。4月から一斉値上げになる可能性も今年のゴールデンウイークは、ガソリンの急騰と航空運賃の燃油サーチャージ上乗せで出費がかさみそうだ。エアコンを多く使う夏に電気代が上がり、今年後半は小麦などの輸入品、魚介・野菜なども値上がりする。「ただ、これが一斉に前倒しになるかもしれません。企業の経営者は、今年いろいろとコストが上がるのだったら、年度替わりの4月から値上げしようと判断する可能性があるからです」と加谷氏は心配する。間もなく超値上がりラッシュが来るかもしれない。(シニアエディター 関口一喜)