「政府はそこまで考えていますかね?」。2026年3月12日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)でコメンテーターの玉川徹さんがイラン軍によるホルムズ海峡封鎖で日本経済がどのようになっていくか、最悪のシナリオの一端を示した。インフレ→不況→同時進行が2、3か月先に玉川さんは「(イランとの戦争が)いつまで続くかということで最悪のシナリオを考えておいた方がいいんじゃないかなと思う」と切り出した。「まずはインフレがきます、そんなに早くないうちに。ガソリンが上がり、ガソリンだけじゃなくていろんなものの値段が上がっていく。そうなると今度不況になってくる。インフレで不況になるということはスタグフレーション(物価上昇と景気停滞が同時進行する状態)になってくる。もっと景気を悪くしてそれでもインフレを抑制するか究極の選択みたいなことをしなければいけない状態が、そんなに遠くない2、3か月先にそういうふうな状況になる」と見通しの悪さを語った。もっとひどくなると「配給」...「政府、そこまで考えていますか」その先はどうなるのか。「それでも(ホルムズ海峡に)機雷が敷設されていて通れないとなると今度は油がないということについて備えていかなければいけない。値段の問題じゃなくて実際に供給がなくなることまで想定しなければいけない」。供給がなくなったら、「使う量を減らせという話になってくる」。「重要なのは油はいろんなものの原料になっていて、たとえば医療機器なんかは日本で作っているものには全部油から作っているのもある。医療機関に対する配給みたいなものをどうしていくかということも考えていかなければいけない。政府、そこまで考えていますか」と問う。テレビ朝日政治部の千々岩森生さんは「そこまで聞こえてはいないですね。まだガソリン代とか電気代、ガス代とか、聞こえてくるのはそのレベルですよね」と話した。(ジャーナリスト 佐藤太郎)
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