「虚弱」から取りこぼされてしまう人への懸念も
一方で、虚弱体質が広く知られることによるデメリットについては、次のように話した。
「『この程度では虚弱じゃない』『ここからが虚弱だ』というふうに線引きを巡って争いが生まれたり、虚弱の定義とか範囲のようなものがなんとなく決まっていってしまった先に、『虚弱』からも取りこぼされてしまう人が出てきたりする」
そして、虚弱から取りこぼされてしまった人にとっては、「虚弱が広まる前よりも、社会に居場所がないような苦しさを味わうことになってしまう」ケースも出てくるのではないかと懸念する。
実際にSNSで投稿されるエッセイの感想の中には、「ジョギングができているなら虚弱じゃないじゃん」「私は虚弱だと思っていたけど、一応フルタイムで働けているから全然虚弱じゃなかった」といった声もあったという。
また終電さんは、虚弱体質への向き合い方についても、「努力しないのは怠惰」といった風潮になることを危惧している。