共産党の小池晃書記局長が2026年3月23日の記者会見で、沖縄県名護市・辺野古沖で船2隻が転覆し2人が死亡した事故をめぐりコメントした。
「本人の悔しさ、ご家族の苦しみというのはいかばかりか」
質疑応答では男性記者が、亡くなった女子高生を乗せた抗議船「平和丸」の船長について、「名前は伏せられているが、共産党の沖縄地区で役職を務めていた人物ではないか」「船長についての情報は把握しているのか」と切り込んだ。
小池氏は、「今回の転覆、女子高校生が亡くなられた。さらにもう一隻の船の船長が亡くなられたってのは、本当に痛ましいこと」とし、思いを語った。
「特に平和学習で沖縄の歴史をずっと学んできたということで、いろんな思いをもって沖縄に来て、辺野古の海に出かけて行って、命を落としてしまった。本人の悔しさ、ご家族の苦しみというのはいかばかりか」
「心から哀悼の意を表したい」とした。
その上で、詳細については「事故の真相の解明はやはりきちんとされるべきだろう」とし、「当局が今やっておられる。そこに委ねたい」とした。
「あまり正確でない情報で、あれこれいうのは適切ではない」
「色々と情報が入ってきてるかと思うが」との追及には、小池氏は「まあ、あの......あまり正確でない情報で、あれこれいうのは適切ではないんじゃないかなと。しかし、真相の原因の解明ということはそれは当然必要だという風に考えます」と返答。
記者は、抗議船「平和丸」について、当該船長以外にも、複数名の共産党の関係者が関わっているのではとも指摘した。
小池氏は「この問題はね、『共産党』っておっしゃるんだけども、要するに辺野古で海上に出ていく船っていうのは限られてるわけですよ。その船(平和丸)しかないんですよね。だからあの船に乗った方は共産党の関係者だけじゃない」と説明した。
「実際に現地に行かれた方、いろんな野党の国会議員も皆さん行かれている。辺野古の基地を監視する......どんな状況で工事が行われてるのか、そういったことを知ろうと思ったら、あの船しかないわけですから」という。
さらに、「なんか『共産党、共産党』とおっしゃるけど、これ決して共産党だけの船でもないし。いろんな方が関わって、運営してた船だということだと思います」とやや苛立ったような様子もあった。
小池氏自身も同船に乗船したことがあるかとの質問には、「あります。ありますっていうか、要するに辺野古に行ったらあの船しかないんですよ」と返答。「私があの船に乗った時には、特に危険性というのは感じておりません」とした。
自民議員「なるほど、だから沖縄県議会でも」
小池氏の質疑応答の様子はSNSでも拡散され困惑の声が上がった。
自民党の新垣淑豊沖縄県会議員(自民)は、「なるほど、だから沖縄県議会でも共産党議員がなんだかムキになった発言や、慌てた雰囲気なんだねぇ...」と反応している。
富山県舟橋村の渡辺光村長は、「何言ってんだ」とし、怒りをつづった。
「若い命が失われてしまった事件(適法状態ではなかった様々指摘がなされている点をふまえ、事故というよりも事件と言うに近しい)の関係者の活動が党として追認していたのではないかとさえ感じる中、他所には説明を求めるスタンスであるにも関わらず、自身側においては大逃げのスタンス。その説明を親御さんの面前で出来るのか?」