母親の育児放棄によってぬいぐるみを母親と思い込んで片時も離さないいじらしい姿がSNSで流れ、話題になった千葉県市川市動植物園のニホンザルのパンチ。2026年3月24日放送の「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)で、このパンチ人気に乗じて詐欺が横行している問題を取りあげた。怪しい販売や詐欺の寄付サイトにとぶ仕組みが番組が先月放送した時はパンチが群れになじめずひとりぼっちでいる姿が目立ったが、だんだんと群れの猿と一緒に過ごす時間が増えてきたという。そんななかで、パンチ人気に乗じた詐欺が横行しはじめた。パンチの動画や画像、飼育員を装う画像も出回り、支援を求めるコメントについているリンクを選択すると怪しい販売や詐欺の寄付サイトにとぶ仕組みになっている。詐欺対策の一環として市川市は「がんばれパンチサポーターズガイド」を整備。寄付の専用口座やふるさと納税などパンチの支援方法がまとめられていて、寄付金などは動植物の環境の向上や施設の運営にあてがう予定だという。「応援したくなるけど、それが違うところにいってしまったら」パンチのとりこになったという作家の吉永みち子さんは「この番組で取りあげてから自分でもスマホで調べていたらパンチくん関連のものがやたらと出てきて毎日それを見ていたら詳しくなってしまった。でも、こんな状況を詐欺に利用するけしからんやつらがいるもんだと思って。市川動植物園は結構、売り上げで苦労していると聞いて応援したくなるけど、それが違うところにいってしまったら詐欺を支援することになるので気をつけないといけない。(詐欺は)こんなかわいいものも利用するのかと思ってしまう」と話した。(ジャーナリスト 佐藤太郎)