旅行会社の東武トップツアーズが2026年3月24日に公式サイト上で、沖縄県辺野古沖で発生した修学旅行生を含む船転覆死亡事故について声明を発表した。
「ご報告が遅れましたことを、お詫び申し上げます」
3月16日に沖縄県名護市辺野古沖で平和学習中の京都府の同志社国際高の生徒が乗った船が転覆し、船長の男性と女子生徒が死亡したこの事故。
船は平時、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する抗議船として使用されており、法律に基づく事業登録がなかったことが明らかになっている。また、24日には同校で保護者説明会が開かれていた。
そんな中、修学旅行を担当していた東武トップツアーズは24日、公式サイト上に「弊社取扱いの研修旅行における事故につきまして」という文書を公開。「多大なるご心配をおかけしております」と謝罪し、亡くなった生徒について「ご冥福を心よりお祈りいたします」とつづった。
また、事故発生後、東武トップツアーズでは緊急対策本部を立ち上げて対応していたとのこと。「その間、何よりも最優先すべき責務として、ご遺族様への誠心誠意の対応、ならびに旅行本隊の安全な帰路の確保に全力を注いでまいりました。本日まで本件に対するご報告が遅れましたことを、お詫び申し上げます」とつづった。
「再発防止に全力を尽くしてまいります」
一方、問題となった船舶乗船プログラムについては、「学校様が直接選定・手配されたもの」と公表。一方、「弊社は旅行全体の行程を管理する立場として、適切な助言や注意喚起を行うなど、旅程管理という大切な本来の役割において万全を期すことができなかったことを真摯に受け止めております」とした。
また、「弊社は引き続きご遺族の皆様、生徒様・保護者の皆様の対応を最優先に進めるとともに、積極的に安全管理の再構築に努め、再発防止に全力を尽くしてまいります」とし、「あわせまして、二度とこのような痛ましい事故が起きないよう、全従業員が改めて安全への意識を高め、お客様の安心と安全を最優先とした取り組みを徹底してまいります」とコメントした。