「世界中から戦争がなくなりますように」と記されたイラストをXに投稿した人気イラストレーターが、一部から「見たくなかった」などの批判を受けて投稿を削除し、「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。しかしSNSでは、このイラスト投稿を支持する動きが広がっている。「これでなくなりゃ世話はない」反戦を訴えるイラストを投稿したのは、ウサギをモチーフにした作品で知られるイラストレーター・いなほゆらさん。2026年3月19日のX投稿で、白い鳩が青空に羽ばたき、白い花を咥えた一羽のウサギが座っている水彩画風の作品を公開した。「世界中から戦争がなくなりますように」というメッセージも記されている。いなほゆらさんは、「平和を願う皆さんの心の支えになりますように」という文章をつづった上で、「#NOWAR」というハッシュタグを添えていた(25日時点で削除済み)。この投稿に対し、「本当に平和が一番...」「素敵なイラストをありがとうございます」「誰もが優しい気持ちになりますように」などと同調する声が上がる一方、「これは一番見たくなかった...」「自己満足でしかない」「これでなくなりゃ世話はない」などの批判も出た。その後、いなほゆらさんは23日、「ここのところ急におかしくなってしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。「遠くで起きている戦争のニュースを沢山みているうちに、不穏なつぶやきが沢山流れてくるようになり、自身の不安が暴走していたことを自覚しました」と説明した(25日時点で削除済み)。また同日、別の投稿では「少しXから離れてみます。SNSは自分と同じ意見の人が集まりやすいので」とも報告。「政治に関しては、同調されるのでなく、議論がしたい。様々な意見を受け止めた上で、自分の考えを持ちたいのです(でもSNSでそれをやるとあんまり良くないので、信頼できる友人とやります)」と述べていた。「#NOWARBUNNY」タグが広がるだが、この一連の騒動を受け、「#NOWARBUNNY」というハッシュタグともに、いなほゆらさんの投稿を支持する動きが広がっている。画家・佐野裕一氏は25日、赤い花が咲き誇る場所で、一輪の赤い花を持つウサギを背負っているペンギンのイラストをXに投稿。そして「#NOWARBUNNY」というハッシュタグを添えていた。絵本作家・おおでゆかこ氏も25日、鮮やかな草花の中に、黒いウサギと白いウサギが姿を見せているイラストを投稿し、同様のハッシュタグをつけた。銅版画家・内木場映子氏やイラストレーター・サタケシュンスケ氏なども、ウサギをモチーフにしたイラストをXに投稿した上で、「#NOWARBUNNY」というハッシュタグを添えている。
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