週刊モーニングで連載中の漫画『定額制夫の「こづかい万歳」~月額2万千円の金欠ライフ~』の作者・吉本浩二さんが2026年3月23日、最新話の描写をめぐるお詫びと修正をXで公開した。
コストコでお菓子を調達しボードゲームを楽しむも...
『定額制夫の「こづかい万歳」~月額2万千円の金欠ライフ~』は、「こづかい制」で暮らす作者の吉本さんを中心に、周囲の人物が限られた「こづかい」をやりくりして余暇を楽しむさまをドキュメンタリー風に描いた作品だ。
吉本さんは23日、「『こづかい万歳』75話・P6において、ボードゲームのプレイ中に飲食をしている描写をしてしまい、大変申し訳ございませんでした」と謝罪。原稿の画像を公開し、修正を行った。
3月19日発売の週刊モーニングに掲載された75話では、こづかいをボードゲームに注ぎ込んでいるという「ボードゲーム超人」が登場した74話に続き、キャラクターらが集ってアメリカ発祥の大型会員制倉庫店「コストコ」に出向き、ピザやお菓子などを調達。飲食を楽しみながらボードゲームに興じる様子が描かれていた。
赤字での修正によると、キャラクターが手にしたピザやボードゲームの周囲に置かれたお菓子などにバツ印が付けられ、缶ジュースは「ペットボトルに変更」としている。修正後の原稿では、キャラクターはボードゲームのカードのみを手にし、プレイ中の水分補給はペッドボトル飲料となっていた。
「僕の認識不足と配慮が足りず、このような表現になり深く反省」
吉本さんはこうした変更について、「実際はゲームの前後に飲食されており、僕の認識不足と配慮が足りず、このような表現になり深く反省しております。該当箇所は修正いたします」と反省をつづった。
掲載された漫画に対し、一部のボードゲーム愛好家から批判があったものとみられる。ボードゲーム中の飲食に関しては明確なルールがないものの、たびたび議論の的となる話題だという。
ボードゲームの開発・販売を手掛ける「すごろくや」は、「ボードゲームとフィンガーフード」との記事で、プレイ中におすすめの食べ物を紹介している。サンドイッチや手まり寿司、ピンチョスなどが「事前に用意ができて、冷めても美味しく、パッとつまめる為手も汚れにくい」ため、「ゲーム会にぴったり」なのだという。
ドイツゲーム(アナログゲーム)の普及を目指して活動する「豊富ドイツゲーム協会」は、「ボードゲームに相応しいおやつとは」との記事で、「ゲーム会=パーティではない」としつつ「ゲームというのは頭を使う。そして人間は、本気で思考すると腹が減る」として手の汚れにくいビーフジャーキーやローストアーモンドなどを推奨していた。
海外でも同様に、英語圏で人気の掲示板型ソーシャルニュースサイト「reddit」では、25年1月に投稿された「ボードゲームをしながら食べるのに一番いい食べ物って何?」との質問が大きな注目を集めている。
吉本さんの謝罪投稿には、「ボドゲカフェで借り物とかならともかく個人のボードゲーム飯つまみながら食うのも文句が出るのか」「漫画なのに...なにが悪いのか全然わからない...というか正しいことだけをしている人間なんてこの世に存在するのか???」など、過剰な対応ではないかとの指摘が寄せられた。
ボードゲーム愛好家からは「普通に食ってますよ。流石にピザを食ってるのは非常識っすけど」といった声も上がっている。
【お詫びと修正のご報告】
— 吉本浩二・こづかい万歳10巻・発売! (@yoshimotokoji) March 23, 2026
『こづかい万歳』75話・P6において、ボードゲームのプレイ中に飲食をしている描写をしてしまい、大変申し訳ございませんでした。実際はゲームの前後に飲食されており、僕の認識不足と配慮が足りず、このような表現になり深く反省しております。該当箇所は修正いたします。 pic.twitter.com/TxnmzcTdP3