有隣堂「文庫カラーカバー」約50年の歴史に幕 在庫限りでサービス順次終了へ...惜しむ声相次ぐ

色展開には「何とかお客さまとの会話を」の思いも

   制作にあたっては「素材の選定から色落ちの実験などさまざまな試行錯誤を重ねた」といい、当初は7色(レインボーカラー)を展開。カラーコーディネートの楽しみだけではなく、下記のような狙いもあったという。

「書店のレジは、お買い上げの本を受け取り、お会計を済ませ、包装した本をお渡しする、ただそれだけの対応しかありません。何とかお客さまとの会話をもちたい。お客さまのご要望をもっと知りたい。そのために始めた『なに色のカバーになさいますか?』のお声かけでした」

   その後、客の熱心なリクエストによって、1986年からモノトーン3色が加わったという。「以来、ジャンルで色分けしたり、季節で色を選んだりと、お客さま自身でカラーカバーをお楽しみいただいております。みなさまの永年のご愛用に、心より御礼申し上げます」とも伝えている。

   Xでは、26年3月下旬に情報が広く拡散し、「なんだって、、?!」「えっ、あれなくなっちゃうの...」「終わっちゃうのすごく悲しい」「色選べるの地味に好きだった」「結構ショック」などと驚きや惜しむ声が相次いでいる。

   詳しい背景や紙の種類を変えて継続することは検討しなかったのかなど、J-CASTニュースは有隣堂に取材を申し込んだが、回答は「辞退」すると返答があった。

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