客が操作できるスモーク装置を追加していた
仙台市消防局の規制指導課は4月1日、J-CASTニュースの取材に対し、前日には観覧車で火事といった通報はなかったとしたうえで、こう話した。
「楽天側に確認したところ、LED照明で赤くなっており、コンサートで使われるような無害な煙を出すスモークマシンで湯気っぽくしているとのことでした。客が煙の量を操作できるとのことですが、何秒までとのルールを守らずに煙を出したケースがあったと聞いています」
ゴンドラがサウナ施設なら、消防法上の規制があるが、どうなのだろうか。
「暖房で部屋を暖めているだけで、本物のサウナではないとの説明でした。浴室暖房のようなヒーターが設置されているとのことです。サウナなら熱源から可燃物までの距離などの基準がありますが、今回はサウナ目的ではなく、消防法で規制するものではありません。夏場は、外気と同じ温度にしているとのことです」
観覧車を運営する楽天野球団の広報部は1日、取材に対し、前日の開幕戦から始まった26シーズンは、「NEOサウナ風ゴンドラ」として、客自身が操作するスモーク噴出フォグマシンやLEDライトによる演出を追加したと明らかにした。そして、「昨日からですので、通報等があった事実はございません。観覧車には、常時スタッフがおり、運行状況を確認しながら安全に運用できるように努めています」と答えた。
このゴンドラは、「サウナ施設ではございません」と強調し、次のように説明した。
「温風ヒーターとLED照明、エフェクトスモークにより『サウナ風』の空間を作っているものであり、火器は使用しておりません。温度設定は40℃以下になるように設定をしていますが、外気の影響を受けるため、実際にはそこまで上がらず、本日ですと20℃前後でした。気分が悪くなられたというご申告は現時点ではありません。なお、夏期間中はヒーターをOFFにしますので、通常のゴンドラと室温は変わりません」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)